カテゴリ:どうでもいい話
平成27年7月29日水曜日 午前5時起床。窓を開け放ちました。白み始めて、ヒグラシとニイニイゼミの声以外、聞こえてきません。一晩を経て猶、昨日の猛暑が名残りの空気でした。 朝の内、歯科医へ寄りました。4月に治療してもらったところが欠けたのでした。治療の際、痛みはなかったです。40分、診療椅子へ横になったままでした。処置中に眠ってしまいました。 1時間遅れて出勤。午前中、デスクワーク。昼前、高校の折からの友人へ苦言を。同い年の同僚です。いわゆるツーカーの仲です。私は企画部門ですが、彼、管理部門の管理職です。内容は書くこと能わずというか、内部の問題でした。互いのポストは攻めと守り、革新と保守といった違いがあります。それをして、社外の人にはどうでもよい内容ではありましたが、或ることを看過できなかったんです。話し終わり、見送る折、彼が涼しい顔でありがとうを言ってくれました。親友にして同い年、いつも胸襟の開かれたるは気持ちのいいものです。後味の悪さという言葉は、此彼の間にありません。持つべきは友人です。ちなみに彼、鹿児島の大学、理学部で数学を極めた男です。ポスト的にはイワシを勉強した私と入れ替わったら、いいような気がします。人事のミスです。 午後、急遽外出。直川という山あいの地区に向かいました。これも用件書くこと能わずです。カメラ持参でした。昨年来「消滅の恐れのある自治体」という言葉が新聞紙上に躍っています。限界集落然りです。そのようなところを訪ねました。この一枚をもってしても、過疎、高齢化の波を感じます。 ![]() 山あいを走る日豊本線の下を潜る隧道です。離合のできない幅に、集落の規模が窺えます。 ![]() 細い道の脇は樫の並木です。透けての光、緑がむせ返るような夏山の空気を和らげてくれました。しかし私には、この木が薪に見えて仕方ありませんでした。 ![]() 柳宗元ではありませんが、人蹤滅のところです。ここから分水嶺まで人家はありません。流れ落ちる水が美しかったです。探せばセリやクレソンが見つかりそうな。 ![]() ふり仰いだら青一色でした。 ![]() 今日も真っ直ぐ帰宅。着替えて走りに出ました。途中、先日ハウスビニールをくれたMさんのイチゴ畑に寄りました。もち吉の煎餅を御礼に持ちました。固辞されましたが、無理に置いてきました。ランは6km。汗びっしょり。プルトップを1本の後、大分麦の本格焼酎「なしか」をロックで。いい気色になった時、父からTEL。「とうちゃんじゃー。お前が話したんじゃろー、今日、教育委員会の女性から電話があった、テレビ局が戦後70年の取材をということらしい、よしなにと言っておいた、そりゃーそーと、長靴を脱いで裸足になったとき、20cm先にマヘビがおった、あやうかった、鎌で首をちょん切ったが、お前も気をつけるように、そうそう、〇〇子さん(私の妻のこと)にウナギをこさえてもらったがうまかった、天然じゃったわい、礼をゆうちょいてくれ」えっ、父にウナギ?どこにあるんだウナギが。まさかイワシのことをウナギと言う筈はないよな。 ![]() 本を手にしましたが、忽ち夢の中に。 今日の一句 夏草に埋まるが如し廃屋の 老いし父蝮の首を鎌で切り 化身するウナギは鰻妻の技 今日の写真は帰宅途中、新佐伯大橋からの番匠川です。やっと梅雨明け宣言の出た夏空です。 ![]() もう一枚、エコパークのパンフレットです。エコパークとは生物圏保存地域と訳されます。世界自然遺産が自然の保護を目的にするのに対し、こちらは生態系を壊さぬよう保全に努めながら、海や森の生む資源の有効利用を図ろうとする概念です。平口に言うと「自然の残る場所でうまくやっていく」ということです。その認定に立候補、九州山地の名峰、祖母・傾をユネスコエコパークに登録しようという運動の宣伝です。山塊のうち、傾山は当市にあります。花崗岩の石山です。特別天然記念物のニホンカモシカが生息します。美しい里山、神話や伝統芸能があり、林業の盛んな地域です。エコパークは屋久島、南アルプス、綾、白山など7つの地域が登録されています。果たして祖母・傾は。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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