カテゴリ:思い出
平成28年5月2日(月) 午前4時起床。晴れ時々曇り。午前5時半、ランシューズを履きました。ナイキのお古です。この靴でハーフマラソンを10本走りました。与太っても、足に馴染んでいます。草深い田舎道の散歩には、この程度がよいです。いつものコースを歩きました。大野谷が背にする山に、太陽が顔を出しました。霧が出てきそうでした。左の飛行機雲に旅情を感じました。ちなみに、稜線の向こうは鶴見・吹です。 門の鼻橋を渡らずに亀の甲橋へ。途中、エノミの木が1本あります。時々この下を通るのですが、実の生っているのに気付いたのは今日が初めてでした。小さく丸いです。これ、熟れたら食べられるんです。直径は5~7mmくらいです。 その橋の欄干から下を見下ろしました。鯔(ボラ)が群れていました。大きいのは体長50cmほどありそうでした。食べたい魚ではありません。 NのMさん宅前を通りました。オオテマリが咲いていました。色が変わりはじめていました。コデマリといい、萎えるのが早い花です。 とって返しました。戻りの道は大溝(放水路)沿いでした。水を張った休耕田に、ジャンボタニシが卵を産み付けていました。気持ちの悪い色合いです。 流れは清流です。クレソンが花をつけていました。ここで訂正を一つ。先日、KのYちゃん宅に咲いた花をアップしました。その花をシャリンバイと書きましたが、正しくはベニカナメモチです。 霧が出てきました。写真は、農協のイチゴ集出荷所の隣に立つ電信柱と太陽です。この後、公民館グランド横を通ったら、ウグイスの喧しい鳴き声が聞こえました。 今日は出勤。仕事でした。午前中に協議と打ち合わせを一つずつ。ハンコを押し終えたら昼になりました。写真は弁当です。あっ、また筍だ。その隣はブリの血合に塩麹を塗って焼いたもの。残り物を詰める妻の工夫、なかなかのものです。 午後はポカ休を取りました。5月は私の誕生月です。車の運転免許証が失効します。警察署へ切替の届けをしなくてはなりません。今日、そうするつもりでした。ところが、途中で野暮用をして、肝心のことを失念。帰宅してしまいました。野暮用とは、スーパーへ寄り、鯵を買うこと。お笑いです。仕方ないのでチャチャッと始末。でも、これを当てに昼ビーというわけにはゆきません。熱めしのたれ(漬けの素)を掛けましょう。やまろ渡邉謹製の逸品です。これで仕込んだ漬けは格別です。 ドボドボ。夕餉の時刻、漬かり具合は頃合いになるだろうな。今夜の当てが出来ました。 野良着に着替えました。熊野神社下の休耕田、先日、トラクターで耕しました。今日は畔の草切をしました。草刈り機を軽トラに積みました。写真は着工前の図です。この草むらをやっつけました。忽ち終了。竣工写真のないのが残念です。 時間があったので、神社の竹藪をのぞきました。おっ、まだ長けていないのがある。よし、掘るぞ。10本、やっつけました。帰宅して妻の野菜に水をやり、筍の皮を剥きました。ウーン、イマイチだな。出始めのものとは品が違うようでした。硬い。釜を出し、湯がいてみましたが、人様に差し上げるようなレベルではない。自家消費に回します。ということでもうしばらく、筍にいじめられそうです。釧路のKAZUさん、やっぱり来年まで待ってね。 午後6時を回り、風呂に入りました。出て、ハイボールをこさえました。炭酸の馬力が弱い。物足りなかったです。泡のブクブク出るのを見繕わねば。誰か知りませんか、強力なやつを。 おっ、牛肉と筍の炒め物が出てきました。筍の堅さをして考えたメニューです。妻、意外と手早いんです。 続いて菠薐草(ほうれんそう)。 スナップエンドウも出てきました。手早いはずです。茹でるだけです。 旦那、何かくれるものないの?私「昼に鯵をたべただろう。ないよ」 今日の一句 遅れじの筍掘りて罪深し 今日の写真は三八広告です。藤嶋昭「理系のための中国古典名言集」朝日学生新聞社1,600円。著者は東京理科大学の学長です。思うことが二つあります。一つは理系と中国古典という、およそ脈絡のない二つの世界が、実は大いに関連するという視点。判る気がします。もう一つは、受験生にとって東京理科大は憧れ、羨望の的ですが、著者がその大学学長である点。私、この大学も受験しました。高校の数学教師になりたいなという思いがあったのです。理学部数学科、なんともいい響きではありませんか。受験会場は東京の神楽坂にある校舎でした。緑も運動場もないビルだけのキャンパスに驚きました。その年の4月、私は札幌にある大学へ入学しました。広いキャンパスを散歩した折、ポプラ並木の近くに「理学部数学教室」と書いた看板のあるスマートな建物がありました。1ヶ月前、きっぱりその世界と縁を切ったのに、後ろ髪を引かれたことを思い出しました。昔のことではあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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