カテゴリ:あれこれ
平成28年11月7日(月) 午前4時起床。晴れのち曇り。未明の外気温は14℃でした。ストーブを焚かず。 月曜日は早朝出勤。早朝ミーティングを終えてデスクワーク。終日でした。 日の落ちるのが早くなりました。忽ち暗くなりました。雲の出た空に上弦の月が浮かんでいました。今日も帰りにコンビニへ寄りました。ふなぐち菊水を2缶買いました。これ、いい感じなんです。度数は20度近くあります。熟成なので、甘味が勝っています。甘露です。風呂に入ったあと、アルミ缶の蓋を開けました。当ては残ったトトロでした。 書くことがないです。こんな時は新聞記事を。毎日新聞に、今年で最後の毎日出版文化賞のことが載っていました。書評賞に荒川洋治氏の「過去を持つ人」が選ばれました。松原隆一郎氏の選考評も併せて掲載してありました。この本、買いです。 荒川洋治氏といえば思い出します。数年前までTBSラジオ「日本全国8時です」の毎週火曜日コメンテーターが彼でした。体調を壊して番組を降りるまで、楽しい話を聞かせてくれました。本の読み方、辞書の楽しみ方、日記の書き方・・・。写真はその毎日記事です。 ついでに週刊紙の記事を。週刊新潮11月10日号の巻末グラビアに、禁玉さんのお住まい、岐阜県多治見市にあるモザイクタイルミュージアムのことが載っていました。以前に里おい君と訪ねたブログを拝見したことがあります。週刊新潮は「タイルの町に出現した異形の美術館」という見出しをつけていました。読む限り、美術館と博物館の両方を兼ね備えた展示内容のようです。 余談です。芸術を解するには、作品そのものを見聴きするだけでは十分といえません。時代背景と併せ作者の人となりを知ることで、見えてくるものがあります。その「見えてくるもの」をジワリ感じるのが芸術と接する楽しみなのだと思います。例えばピカソ。子どもの頃、彼の絵を写真で見て何だコリャという思いをしました。しかし、大人になって、彼の生きた時代と共産主義思想に傾倒する人生を辿った後に作品を鑑賞したら、画の1枚1枚に大いなる意味の込められて、或いはにじみ出ているのを感じます。本を読むと、作者と対話している気分になりますが、鑑賞も同じです。実物の作品を目の当たりにしてのこの感じ、エクスタシーです。これがいいんです。 ということで戻りますが、多治見のタイルミュージアム、タイルの歴史を学んで訪ねると、何かを感じそうです。写真は同館にあるモザイクタイルの簾です。何だか町の歴史がにじみ出ているような。 今日の一句 現代詩碩学の彼長命を 今日の写真はネタ切れにつき、フードプロセッサーを。昨日、大和芋はこれで始末しました。摺り下ろした直後です。大和芋がこびりついている。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[あれこれ] カテゴリの最新記事
|
|