カテゴリ:グルメ
平成29年1月21日(土) 午前4時起床。晴れ時々曇り。居間のテーブルにクレヨンの缶がありました。昨夜、妻はコーラスに出かける前、これで模造紙になにやら書いていました。メンバーは一人を除き妻が最年少。皆お年寄りです。練習に大きくカラフル文字が必要なんでしょう。 午前8時前、襤褸に着替えました。波越の切り出しへ。櫟を玉切りました。軽トラの荷台へ積むばかりにしておいて、山の奧へ。親方の倒木を手伝うためでした。15本ばかりを倒しました。矢を打って倒したので、時間を要しました。玄翁を振るのは疲れます。親方は見ているだけです。笑ってやがる! それでも駄賃はくれました。これでした。初物。 折角なので山の植物2題。沈丁花の仲間でしょうか。 こちらは毎度の万両。赤が素敵です。 始末を終えて最前に玉切った櫟を積みました。向こうの斜面にチェーンソーを回す人のいるのに気がつきました。炭に焼く樫を切っていました。エンジンを止めたところに声を掛けました。 私「難儀でしょう」 おっさん「足場が悪いので大変だ。ところで今何時?」 私「11時10分です」 おっさん「ありがとう、もう少しがんばろうかな」 私「気をつけて」 このトラックに満車だったら30ラーくらいにはなるな。私、退職したらこんな仕事もいいかなと考えています。 家に戻っての昼食は暖かいものがいい。妻にそう言うとサッポロ一番味噌ラーメンをこえてくれました。卵と菠薐草、薬味は葱。美味しかったですが、写真はありません。午後は薪小屋の片付け。ついでに、父のアトリエへ薪を運んであげました。写真は築山の白木蓮です。蕾が膨らみました。 午後5時を過ぎて作業着を脱ぎました。今日は朝から晩まで野良仕事でした。心地よい疲労感。ということで自分への褒美を。風呂を浴びてさっぱりしたところで妻と連れだってはし本へ。 素敵なお通しです。 酒の前に先ずはとこれが出てきました。クロメの吸い物です。〆ではなく最初にとは。寒いので温まってとの心づかいかな。粘りが凄かったです。 大将にお願いし、シャブリを持ち込みました。これ、nkucchan宅のセラーにあるようなメンタマの飛び出るようなものではありませんが、10ラー近くする逸品です。 抜栓。うん、いい感じでした。 料理はお任せでした。真鯛の刺身です。粘り着くような脂でした。 おっ、湯葉餃子が出てきました。これ、此処のオリジナルです。ジューシーでした。 酢牡蠣。今が旬です。抜栓のワインは貝化石の混じる畑産だそうです。勧めてくれた人がそう言っていました。そいでもって牡蠣と合わせたらよいとも。 この店はdatelineの河岸です。今日は彼に頼んでの予約でした。一緒しないかとメールしたら、やってきました。彼にワインを勧めましたが嘗めただけ。竹鶴のハイボールを注文しゴクゴク。 次は茶碗蒸しでした。ここのは有明産の海苔がトロリかかっています。これがいいんです。 おっ、ここにも牡蠣が。 シャブリには天麩羅がよろしい。ということで出てきました。車海老に茄子、椎茸、青物も揚がっていました。 燗酒をもらおうか。おっ、何が流石かわかりませんが流石datelineです。ぐい呑みの大きさが格上です。向こうのが彼、こちらが私。日付変更線を跨ぐまで飲み続けるにはこのぐらいの豪気が必要です。それをして彼のニックネームがdatelineなんです。 おっ、甘鯛の塩焼き登場。はし本の大将曰く「この魚が一番」。その通りです。 銀杏食いねえ。色といい、言うこと無しです。 真鯛の兜煮。うん、いい味でした。茄子と青梗菜に隠れて豆腐は見えませんが、それも格別。 酒はいつの間にか冷酒に替わっていました。土佐の冷やをグビグビ。おっ、目が据わってきたぞ。 左手「まっ、Tさん、一杯どうぞ」 右手「いや、もういい」 左手「まーそういわずにどうぞ」 右手「もういいですよ、いい、いいってば!」 右手「ったくも~。そうですか、そこまで言うんだったら・・・。すみませんね~えへへ」 〆はお粥でした。佐伯名産のシラス入り。酔った折はこういうのがよいです。あー、今日は美味しかった。大将、ご馳走様でした。 今日の一句 万両は愛でる人なしひっそりと 今日の写真は猫の置物です。datelineによるとお宝だそうです。ふーん、そうなんだ。
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