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平成29年9月8日(金) 午前4時半起床。新聞の届く前、ネットサイトでニュースをチェック。今年の北海道は秋がはやいらしい。それをリスの写真付きで報じていました。9月の声を聞いて、大分・佐伯も汗ばむことは少なくなりました。いよいよです。天高し。今日こそ、梅原龍三郎が秋天でした。写真はそのことをして、青の下を非難途中のカタツムリ。拙宅の犬走をそろりの図です。僅かの距離ですが、彼にとっては大冒険。頑張れよ。 ![]() さて、このところ、仕事の方は思うに任せません。内容を書くこと能わずですが、拭わなければなりません。殿(しんがり)戦(いくさ)の始末は難儀です。でも、トラブルシューターは自分に向いているかもしれない。そう思うと、苦が楽しくなるから不思議です。写真は帰りの夕刻、番匠川にかかる新佐伯大橋から撮りました。煙草山に沈む夕陽です。この色合いに、忽ち5時から男のモード。日中のゴタゴタよ飛んでいけ。 ![]() 帰宅しました。花金でしたが、つね三やいつものスーパーに寄りませんでした。鯖缶を開けて慎ましくやるか。ただいま。?桃が届いていました。敬老の日に託けてのことでしょうか。東京に働く娘からでした。山形産。嗚呼、食べたいな。そう言うと、妻曰く 「昼に一箱、お父様の家に届けたのよ、中の二つをちょうだいと言ったらあげないだって。悔しいわ。貴方に似て欲だわ」 写真はコーラスの練習に向かう途中、実家に届ける分です。よく見ると 「嗚呼、これがnkucchanの言う桃尻か」 独りごちました。 ![]() シャワーを浴びてさっぱりの後は夜のお勤め。4合瓶の残りを流しました。合唱の練習に出かける妻は忙しげ。当ての手抜きはやむを得ません。刻んだだけのオクラです。醤油も鰹節もかかっていない。 ![]() 「なにかないの?」 「あら、不足?父親似にて欲なのね。だったらこれもどうぞ」 皮肉たっぷり。最前、こさえて父母に届けてくれた空芯菜の残りが出てきました。これ、なんだか昨夜も食べたような気が。 ![]() 酒がもの足りません。もう1本ということで西の関の冷やを開栓。流しました。こうなると、ゆるり参ろうぞ、です。 ![]() 「へっへっへ。オクラに振るはずの鰹節は俺が食べちゃった」byトラ。 ![]() 独酌を続けました。ウイちゃんの飲み比べ。アイラモルト、ブレンデッド、国産。チビチビやりながら聴いた音楽はNHKFM。N響定演の録音でした。トン・コープマンのモーツアルトk551がよかったです。カープもドベゴンズを難なく零封。藪田が完投シャットアウト。これでマジックは7。いいぞいいぞ。 翻って大相撲、明後日が初日です。日馬富士を覗く3横綱が休場。マスコミは何処も興味半減の見出し。しかし、嘉風にとってはチャンス。10勝をあげて大関の足がかりにしたいです。混戦になれば優勝の目があるかもしれません。頑張れ嘉風。 今日の一句 蝸牛行く手に苦難秋の空 今日のラン なし 今日の酒 冷酒3合 ウイちゃんストレート3杯 今日の写真は八海山のラベルです。いいじゃーありませんか、千秋勸酌。 ![]() もう1枚は再読の陳舜臣。大著「中国の歴史」をコンパクトに引き直したものです。格調高く飽きることがない。書き出しは「幻の夏王朝遺跡か?」。いい感じです。 余談です。夏といえば禹です。その名を知ったのは高校の授業。現国・漢文の先生が話してくれました。夏の創始者です。治水に長けた名君だったそうです。BC2000年にこのような人物がいたこと、流石中国4千年ではあります。 余談の余談です。その先生、私のまちの同じ名、「佐伯」という姓でした。ちなみにまちの名は「さいき」ですが、先生は「さえき」でした。当時の国鉄で臼杵市から通っていました。私が16の折、既に定年直前。今は鬼籍のはずです。授業が興にのると教室で詩吟を唸りました。教材に矢内原伊作の評論が載っていて、ジャコメッティが矢内原をモデルの彫刻写真もありました。先生も痩身。それをして仇名がジャコメッティ。戦時は従軍したとのこと。陸軍の暗号班。軍馬の管理も手伝ったそうです。暗号に鹿児島弁を使ったことや、馬方の真似事をして「髀肉の嘆」を身振りで教えてくれました。 私、先生にノートを見てもらいました。毎日、朝日の天声人語を切り取って大学ノートに張りました。その下に要旨を100字。次いで自分の意見を適当に纏めました。朝、職員室の先生が机に持参しました。帰りに伺うと、赤ペンの添削がしてありました。端に先生の感想が添えられてあるのが楽しみでした。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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