カテゴリ:徒然
平成29年9月15日(金) 午前5時起床。雨。台風が近づいています。延びる前線に影響を与え、雨量が増しそうです。湿気、嫌だな。でも花金の雨模様は絶好の飲み日和。加えて明日から3連休。今夜は飲むぞ。でも二日続けて繰り出すのはまずいな。家飲みだな。ひとりごちて、帰りにいつものスーパーへ寄りました。小さなムツが安い。スマカツオと一緒に買いました。前者は煮付けに、後者は勿論刺身。チャチャッと始末。まだ明るさの残る時刻、バスタブに湯を張りました。文庫本を持ってザブン。至福の時間です。頭を拭き拭きプシュッ。写真はこさえた煮物。レシピはクックパッドに書いてあります。料理本不要。便利になりました。 焼酎へ切り替えたところに妻からTEL。仕事が長引いたので、直接コーラスの練習に行くとのこと。よし、今日は飲み放題だ。スマの刺身をつまみながらAmazonビデオでTBSドラマ「おかしの家」シリーズ。計10話を全部見ました。市井のほのぼの。第5話に成海璃子さんが出ていました。美しかったです。 書くことがないので新聞記事から。日経の2ページに「迫真」というコラムがあります。4日間「漁業資源ウォーズ」という見出しでした。世界各国の水産資源争奪戦取材記事。今日は「完全養殖」が切り口でした。完全養殖とは「人工授精させた卵から育てた成魚の卵をふ化し、育て上げ」ることをいいます。当地佐伯のことも書いてありました。「日本水産は完全養殖の魚類を増やす。大分県佐伯市にある日本水産の研究センターで4月、完全養殖のマダコのふ化に成功した。マダコの完全養殖はこれまで例がない。ほんの僅かな刺激でも稚魚が死ぬため、外部から遮断した環境で稚魚の育成にとりくむ」とありました。経済紙の総合面に取り上げられるのは嬉しいし、凄いことです。その研究センターに、札幌出身で私と同じ大学同じ学部を卒業の後輩が勤務しています。Y君です。彼はこの9月ドクターを目指し、大学院に社会人入学とのこと。頑張れ。ちなみに彼は花嫁募集中。いい男です。いい人、いませんかね~。 その日経、最終面はTV欄ではなく文化面です。湯川れい子さんの「私の履歴書」が面白くなってきました。加えて林真理子さんの小説「愉楽にて」。上品な性描写にそそられます。今日のは際どかったな。しかし今日の出色は「弦楽器なら何でも作る」の見出し。イタリア・クレモナで弦楽器を作る永石勇人(ながいしはやと)さんという方の話に惹かれました。工房を持つに至る苦節、楽器制作に使う木材のことなどが書かれてありました。ヴァイオリンはスプルースという樅の木の一種で、裏材はメープル。チェロやコントラバスはヤナギやポプラだそう。ポプラといえば北大ポプラ並木。その大木が台風に倒れました。それを材料にチェンバロをこさえ、お披露目がクラーク先生に直接教えを受けた方の曾孫さんだったとのこと。今も週一、このチェンバロを使ったミニコンサートがキャンパス内で開かれているらしい。余談ですが、いい話ではあります。この樹種、楽器に向いているんだろうな。話が逸れました。永石氏はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを同じ材質の木材で制作、それが楽器製作の国際コンクールカルテット部門で入賞したそうです。ふーん、同じ出自の材を使ってのSQか。共鳴の響き、聴いてみたいです。 余談の余談です。かつて「私の履歴書」に宮大工の西岡常一氏が「堂塔の建立には木を買はず山を買へ」と書いていました。神社仏閣の堂塔は、同じ山の同じ性質を帯びた材でないといいものが出来ないということなんでしょう。いくら銘木であっても寄せ集めだと、納まるところに納まらない。SQの楽器と同じなんだな。飲兵衛の私です。そのことをして土地の肴に地酒が合う理由に託けました。おいトラ、お前、この話、わかるか? 何とも毛むくじゃらの姿です。ウナギの鱗は10万枚といわれますが、ニャロメの毛はいったい何本あるんだろう。ああ、酔っぱらってしまった。お休みなさい。 今日の一句 鯥を煮る一人居りての雨夜かな 今日のラン なし 今日の酒 アサヒスーパードライレギュラー1缶 焼酎2合 ウイちゃんシングル3ショット 今日の写真は彼岸花2題。咲き始めました。
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