カテゴリ:人の話
平成29年11月11日(金) 午前4時半起床。晴れ。 起きがけ、大体2日に1回、コーヒーを淹れます。今日もそうしました。この1杯、ほろ苦い香りが、何の扉か判りませんが扉を開いてくれます。 新聞を読んでいたら妻が起きてきました。 「あなた、昨日、友だちにブリを頂いたの。やっつけてちょうだい」 朝からです。出勤前にブリを捌くリーマンはそうそういないな、その自虐を笑いにすり替え、チャチャッとやっつけました。鎌に塩、中骨・血合い・腹骨は煮付け用、半身を刺身にして近所や父宅義母宅へ裾分め。残りは切り身にして味噌焼用に。頭はごめんなさい、土に戻しました。急ぎの態でした。1尾なりの写真を撮り忘れました。 今日は大分向け。国道10号を北上しました。野津付近の紅葉、里の風景はまさに秋色。農村のそれは日本の原風景です。熟れた柿の木の点在を見ると、心が和みます。 大分大学の近くにあるビルに着きました。そこで講演を聴きました。お題は「居間、何故、女性活躍推進?~国際潮流と日本国内の動き~」。講師の姿を見てハッとしました。スローライフmamaさんが大分にやって来た!時折、サンデーモーニングのコメンテーターを務める大崎麻子氏でした。前にも一度書いたことがありますが、本当によく似ています。 さて、内容ですが、ジェンダーの歴史と、それが持つ意味でした。ご存知の方も多いと思いますが、ジェンダーとは「社会的性別」です。セックス(生物学的性別)に対比します。セックスが肉体の性差であるのに対し、ジェンダーは「男性らしさ、女性らしさのイメージから社会的・文化的に作られた性別」を指します。これは時代と共に変わり、地域によって異なります。卑近な例を挙げれば男は仕事、女は家庭。 講師の大崎氏はかつて国連の職員でした。国連の仕事は人権・開発・平和と安全保障だそうです。このうち、開発の分野には経済開発と社会開発とがある。後者の中に女性活躍の推進が位置づけられているとのこと。男性と女性に選択肢と機会が同じように保証されている社会、意思決定に同じように参画し責任を果たす社会でないと、その社会には経済成長・社会発展はないそうです。国連がそう断じ、それを目指した取組を行っているとのこと。今日はその取組過程を、いくつかの国際条約批准を追って話しました。新聞をよく読む人なら、承知の内容です。 終わりのほうでやっと具体的な話になりました。何故増えない女性管理職、という切り口で日本の状況を説明。でもいきなり女性を沢山登用することにはなりますまい、混乱してしまう。ということで、当面は女性が働きやすい環境、中途退社していかない環境を整えることが大切、というところに落ち着きました。国連さんの言うことを弊社に引き直すとどうなるか、考えてみました。弊社、管理職は80名ほどです。そのうち女性は僅か数人。持続的な発展は望むべくもありません。弊社、このままでは沈没です。困りました。対策のためのPTを立ちあげる必要があります。本腰を入れないと、周回遅れが2周回、3周回遅れになってしまいます。 会社に戻ったのは、終業時刻を過ぎてでした。溜まった書類にハンコを押しました。日の落ちて勝手口を後にしました。さてと、今日は花金。妻もコーラスで不在。つね三に突っ込むか。いや、待てよ。トラが待っている。今日は温和しくしておくとするか。よし、家飲みにしよう。でも酒保が寂しいな。いつもの小さなスーパーへは寄らず。品揃えの多い方を覗きました。ふなぐちの1リットル缶を2本。丁度、北海道展をやっていました。今日が最後ということで10%引きになっていました。イカの沖漬け他を見繕いました。 帰ったらトラが纏わり付いてきました。帰ってきてよかった。おーよしよし。待たせたな。ネコカリをやりました。シャワーを浴びて勃然、日本酒は止めた。よし、今日はウイスキーを水で割って5:5。それを銚子に入れてチンしました。一含み、うむ、悪くない。読みさしを開いて夜が更けました。 今日の一句 二豊路に柿の熟して空高し 今日のラン なし 今日の酒 ウイちゃんのお湯割り5:5 量は失念 今日の写真はビニールの中、ブリのアラです。味噌焼仕込みと一緒の図。刺身の類は妻が近所などにすそわけ、配ってしまい、ありませんでした。
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