カテゴリ:徒然
平成30年4月10日(火) 午前4時起床。晴れ。外気温7℃。 午前午後とも慌ただしかったです。難儀な会議やミーティングがありました。思うに任せませんでした。まだ火曜日なのに疲れが溜まり始めました。会社が引け、帰宅して走れば解決します。汗をかいて澱を絞り出せばサッパリします。しかし能わず。今夜は弊社ボードも出席して、取引先の役員との懇親会でした。高級路線。「まるた」という和風懐石が会場でした。お偉いさんと一緒なので写真をパチパチ撮るわけにはいきません。カメラを出さず。サイドボードに格上の焼酎が並びました。飲みたかったですが、母の入院する病院から連絡があるとも限らない。それを理由にアルコールには口を付けませんでした。ウーロン茶とノンアルビールでごまかしました。それでも雰囲気をして酔った気分になるから不思議です。 会が跳ね、運転して帰宅。午後10時前になりました。車を降りたら西の空低く、オリオン座が隠れ始めていました。冬将軍の名残です。見納め、暫し仰ぎました。北の空を東方向にジェット機の点滅が動いていきました。シャワーを浴びてカープの試合をチェック。阪神にやられていました。これで3連敗だ。まずいぞ。 バタバタし、ネタ切れなので1ヶ月程前に送られてきた同窓会誌のことを。前にも書きましたが、私は酔散学部を卒業しています。海がフィールドです。当然、練習船がありました。私の在学した頃は千トンクラスのホワイトシップ、おしょろ丸、北星丸の2隻を保有していました。時代の変遷と行革の流れもあって今は1隻です。加えて特設専攻科(卒業した後、船舶免許を取得希望の学生がもう1年履修する専門課程、略して「特専」)が廃止されました。海外向けの遠洋航海もままならないようです。昨夏、調査目的に久しぶり、北太平洋、ベーリング海などを廻ったそうです。会誌に写真付きのレポートが掲載されていました。読んで自分の学生時代が忽ち蘇りました。暫し想い遙かになりました。以下は会誌に掲載の幾枚かです。アリューシャン列島にある小さな港、ダッチハーバーに停泊中のホワイトシップ、吾等がおしょろ丸です。 海洋観測機器XSTDを扱う学生です。私も東シナ海で見よう見まね、DSLを扱いました。懐かしい。 こちらはプランクトンネット。今も昔も変わらぬ採取方法です。海が油を流したよう、べた凪です。 CTDです。今の性能は格段に進歩しているんだろうな。ナンゼン採水器は過去の遺物なんだろうか。 航跡を落とした地図がありました。ベーリング海峡近くまでいったんだ。 遥かです。余談ですが、ナショナルジオグラフィックという雑誌があります。それを発行する会社はクルーズ船を所有しています。ラグジュアリータイプではありません。秘境を訪ねるツアー客を相手のアドベンチャークルーズ。1泊優に1,000ラー前後の価格です。酔散学部に入学、おしょろ丸に乗り込む学生は、そのお金を用意する必要はありません。タダ、しかも3食付きで3ヶ月、天皇海山を廻ってベーリング海を周遊することができます。大学の卒業旅行でヨーロッパやアメリカを楽しむのもよいですが、こちらもそれはそれで魅力的な体験です。高校生をお持ちの皆さん、お子さんの酔散学部への進学、如何です? 今日の一句 北洋に練習船が招きおり 今日のラン なし 今日の酒 ノン 今日の写真はネタ切れにつき人の褌を。朝日の辛辣投稿欄「かたえくぼ」です。今日も冴えていました。
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