カテゴリ:山
平成30年4月21日(土) 午前7時半起床。快晴。軽い二日酔いでした。それでも朝をきちんと食べる杣夫です。今朝のメニューはこれ。 パンは妻が昨日求めたものなのでしょう。 珈琲を淹れる役目は私。この夫婦茶碗、素敵でしょう。日本酒を注いでもビールにも合います。北九州・折尾に住むIさん夫妻に頂いたものです。大切に使っています。お二人、元気にしているかな。ご主人は某全国紙の記者でした。私、以前、広報室に在席したことがあります。マスコミ関係者との付き合いがありました。最初に交誼をを得たのが彼です。深い付き合いをしました。書くと一山です。後日に回します。 閑話休題。昨晩は会社近くの駐車場に車を残したまま帰宅。ということで山に入ること能わず。午前、妻にそこへ送ってもらいました。とって返し、ゆるりBachを聴きました。爽やかな風の入る居間にぼんやりの古楽。至福の時間でした。それにしても空気の澄んで気持ちがいい。写真は裏山に満開の椎です。春闌(たけなわ)です。 妻は実家に廻って不在。仕方がない、インスタントラーメンにするか。こさえて啜りました。食べ終えてムズムズし始めました。よし、行こう。鳶口他七つ道具を軽トラの荷台に積んで出発。波越の切り出しに向かいました。着いて山を仰ぎました。緑の濃さが空の青に映え、いい感じの色合いでした。その写真がないので道中の春を2枚。茶屋ヶ鼻です。木立川の河口です。勃然、思い出しました。昔話を。太平洋戦争が始まった翌春、父の兄が出征の折、ここで見送る父に「木立の景色も見納めだな」と小さく呟いた場所です。その通りになりました。サイパン島で戦死。生きていればとおもうと・・・。徴兵された本人はもとよりのおされた親兄弟家族にとって、戦争は理不尽の極みです。 振り返った伯父の目に映ったであろう元越山です。 戻ります。チェーンソーを回していたら親方がやって来ました。因尾茶の入ったアルミ缶をくれました。喉が渇いていました。有難かったです。写真は佇む親方です。田舎の典型的おっさん姿です。 足場がいいので忽ち満車。山盛りだった丸太も残すところ僅か。次回でここの始末が終わります。もう1箇所、親方が盛ってくれたところがあります。そちらに廻ります。 今日始末に混じった桜から芽が出ていました。倒されてなお芽を出すいじらしさ、切なさではあります。 帰り道、林道に咲いた蛇結茨(ジャケツイバラ)に目が留まりました。姿形とは裏腹、茎に鋭い棘があります。踏み込んで足なんぞを絡めたら酷い目に遭います。 家に戻り薪の荷役。大きいものを割ろうと斧を出しました。莢豌豆(サヤエンドウ)を収穫の妻が 「あなた、そろそろ茄子と胡瓜の支柱をお願いね」 割るのを断念。鉈を持って女竹の生えている谷へ。50本ばかりを切りました。 陽が傾きました。急がねばなりません。丸鋸で適当な長さにそろえました。今日の作業はこれで終わり。地下足袋を脱いだのは午後7時前。疲れました。長風呂。今夜の当ては鰹です。久しぶりに帰省したKさんが土産にくれたものです。上り鰹、赤身が素晴らしい。ありがとうございました。 腹身は塩を打って焼きました。甘露雪の茅舎で流しました。 冷蔵庫に口の開いたワインが3本。片付けなければなりません。似合いの当てをこさえてもらいました。バタンキュー。 今日の一句 茨にも蛇を絡める花のあり 今日のラン なし 今日の酒 アサヒスーパードライレギュラー1缶 冷酒2合 ワイン暴れ飲み 今日の写真は花二題。1枚目は拙宅に咲いたもの。 2枚目は隣家の庭。色合いに少し違いがありました。
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