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平成30年7月28日(土) 午前4時起床。未明に月食を見よう。起き出して、勝手口を出ました。ところがパラパラ、波板トタンを叩く音。がっかり。西の空を見上げましたが、透かしての光すら窺えません。厚い雲でした。 だらだら読書。午前9時を過ぎてその勝手口をコンコン。隣のおばちゃんでした。茄子を収穫したとのこと。届けてくれました。 「おばちゃん、茄子、間に合っているって!」 でも糠漬けにすると格別の味です。この色合い、ご飯が進みます。 本に倦きました。何をしようかな。山に入るのは億劫。夏山には犬も入らぬと言います。そうだ、先日届いたビンディングシューズにクリートを取り付けよう。そうしました。ついでペタル、おっとまた名無しさんに指摘を受けてしまうところでした。ペダルの交換を。ところがです。それが堅かった。ネジが緩まない。今日の所は諦めました。写真はクリートです。当方、初心者です。初めての体験。 午後、陽射しが強くなりました。峠でロードレーサーのエクササイズを、と考えました。しかし勃然、髪が伸びて襟足の鬱陶しいのに思い当たりました。天井の張り替えに。会社近くの床屋に車をとばしました。刈り込み作業はわずか15分。忽ちでしたが、その僅かの時間にこっくり。散髪屋さんの椅子は気持ちがいいのです。 とって返し、軽く昼をしました。眠くなりました。風の通るところで午睡。1時間を覚えずに、でした。目の覚めて、さてと、走るか。以下の写真はカメランです。1枚目は父の庭にある白木蓮。油蝉の野郎がジージー鳴いていました。 小中尾集落を抜けたところにカナブンの死骸がありました。暑さにやられたのでしょうか。鞘翅の下に後翅が出たままになっていました。 いつものコースを戻りながら、そうだ、鬼灯を見に行こう。少し回り道をし、そのハウスを覗きました。おっ、出荷が始まっていました。 見事な赤です。この季節にこの色です。 家に戻ってシャワー。さっぱりしました。汗をかいたので、身体が渇きました。プシュッといきたいところでしたがぐっと我慢。妻と出かける準備。トラに留守番を頼んで出撃ました。今日は名古屋からお客さんがやってくる日。なんと、ももさんでした。何でも福岡に仕事のあって、こちらまで足を伸ばすとのこと。大歓迎。ということで佐伯駅へ向かえに。列車が到着しました。20:10、特急ソニックが入線してきました。この車両、見慣れていますが、ももさんが乗っていると思うと、心なしかオシャレの感じがします。 久しぶりです。ようこそ。 駅近くのホテルにチェックイン。それを済ませて私のホームグランドつね三へ。その前にうまいもん通りを歩いてみました。今日はたまたまこの通りの夏祭りでした。ホコ天になっていて、道路にビールの箱を並べて多くの人がビールをごくごく。賑わっていました。 おっ、ヨーヨー遊びです。懐かしい。ももさんの来佐、この日でよかった。 つね三はその通りの端っこにあります。到着。長旅に渇いているようでした。 何はさておき、ではあります。 くーっ、もちぇん。すかさず大将がこれを出してくれました。バテイラです。当地ではシリタカニイナとかチャチャンポンと呼びます。 クルクル回すとこうなります。パクリ。磯の香り満点です。 それじゃー鱧をやってもらおうか。鱧シャブを頼んでおいたのです。ももさんが奉行を買って出てくれました。お客さんに賄いをさせるなんて、失礼しました。 大将特製のスープが美味しい。佐伯湾の鱧は延縄で漁獲。活かしの儘購入し、3時間前に締めて骨切り。その経過時間、長くても短くてもいけないんだそうです。これはどこにもない味でした。堪能。写真にはありませんが、モロヘイヤ、天竺などの青物もよかったです。 突っ込んだのが午後9時前。この店は勝負が早いのです。この時刻になると当ては乏しくなります。鰺刺を頼んだら、フライにする分がなくなるとのこと。じゃー折角だから揚げてもらおうか。出てきました。ただの鰺フライですが、ももさん、頬張って美味しいと言ってくれました。嬉しいな。 ん?ももさんが一人芝居を始めたぞ。私のブログにキリノスケの芝居があったのを盗作でした。 「ももさん、もう一杯如何。いえいえ、もう飲めないわ。そう言わず、どうぞどうぞ。いいですってもう・・・そうですか、それでは折角ですから。うふふ。おっとっと。零れちゃいそうだわ」何が流石かわかりませんがさすがです。嵐を呼ぶ男という映画がありましたが、ももさん、昨日博多入りだったそう。彼女の西向けの旅、台風も後を追って西にカーブなのでしょう。まさに嵐を呼ぶ女ではあります。(手酌させてごめんなさい) 大将、何か握ってよ。えっ、ネタがない?なんとかして頂戴。そう頼むとこれが出てきました。アカウニ、ウチワエビ、鰻の3店セット。 ももさん、天下の清流番匠川の天然鰻をパクリ。 妻も一緒、豊後水道産、鮮度抜群の雲丹をパクリ。女性は美味しいものを前にすると顔に本性が出ます。 大将、何か裏メニューはないの?これが出てきました。鱧の肝です。ポン酢で和えていました。ももさん、これもパクリ。 満腹になりました。しかし、折角の来佐です。これを食べさせず帰すわけにはいきません。佐伯名物ごまだしうどんです。頼んで小盛りにしてもらいました。 ももさん、痩せの大食いという言葉がありますが、これもペロリ。健啖家です。 馳走を堪能したお返し、大将、まぁ一杯どうぞ。 美しい女性に注がれてウヒョウヒョの大将です。彼の奥さん、時々私のブログを読んでくれているそうです。いいんだろうか、こんなに鼻の下を伸ばして。 最後に店の前で記念写真をパチリ。やっ、大将の手が。すかさず妻が遮りました。 ちょっと飲み直そうか。佐伯に過ぎたるワインバー玉井に突っ込みました。ここ、洋酒の品揃えがよいです。老マスターがやっています。 ももさんがセラーの前に。彼女、ワインに詳しいんだろうか。 この店は地下室を持っています。その全体がワインセラーになっています。以前、そこを覗いた写真をアップしましたが、1級やペトリュスがゴロゴロ。いったいいくらの資産が眠っているのか見当がつきません。それが証拠、カウンター脇、セラーの中にこの通り。 平民はグラスワイン。とはいえ、フロンサックだったかのセカンド。さすがマスターです。 夜が更けました。前記の通り、台風が近づいています。明日、佐伯市内の風光明媚を案内の後、日田・小鹿田焼の窯元を訪ねる予定を変更。午前10時過ぎの列車に乗るとのこと。トラの待つ拙宅で朝ご飯をと約し、タクシーに乗ってホテルへ帰っていきました。ももさん、途中、車を止めてコンビニへ寄らねばいいが。亮さんのまねをして猶部屋で飲み直しなんてこと、するはずないか。その亮さん、明日は釧路湿原マラソンだな。足の爪、大丈夫かな。そんなことをあれこれ思いながら代行運転を待ちました。結局日付変更線を大きくまたぎました。バタンキュー。写真は夜の更けた弊社社屋です。おぼろ月夜でした。 今日の類語 「何はさておき」 何を措いても、何はともあれ、取るものも取りあえず 説明の必要なしです。 今日の一句 鱧シャブに島根の人が鼓打つ 今日のラン 6km 今日の酒 生中2 冷酒3合 グラスワイン2 ラフロイグストレート1 (日本酒は鷹来屋、出羽桜、東洋美人、酔鯨でした) 今日の写真はももさんの到着を待つ間に佐伯駅で写した2枚です。1枚目はスタンプ。これほど多種類を置いてある駅は珍しいと思うのですが。 もう一枚は七つ星の宣伝です。停車します。撮り鉄の方、如何。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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