カテゴリ:思い出
Monday, November 18, 2019 午前4時起床。曇り。午前は時折、陽が射しました。南風が生暖かかったです。日の暮れて雨になりました。写真は朝ご飯のおかず、鮭の昆布巻きです。千歳空港で求めたものを冷蔵庫に放り込んで失念。うん、美味しい。 デザートは渋抜きの柿です。酒飲みにはこれが有り難いんです。 午前8時、着替えて野良に出ました。収穫を終えた芋畑、これから菠薐草を巻く予定のところ、それぞれを耕運機で耕しました。石が湧いたので、金属の松葉掻きで寄せ、篩(ふるい)でそれを抜きました。菠薐草の種は昨晩、水に浸して冷蔵庫へ入れていました。朝間、陽に当てたものを妻が撒きました。次の写真は里芋です。3株ほどを試し掘り。いい感じに育っていました。 その後、トラクターで幾箇所かをチョコチョコッと耕耘。次いで庭先にブルーベリーの苗を植えました。すでに2本が育ちつつです。実が生るのですが、妻がどこぞで貰ってきたようで、それを加えました。その後、野菜のあれこれを収穫。菜園、それほど広くないのですが、拙宅だけではとても食べきること能わずです。友人宅へ配ります。大根や水菜、青梗菜、パクチーなんぞを水洗い。高菜は少し虫に食べられていました。水道の蛇口に近づけると、殆どの株に青虫がいました。妻が丁寧に除きました。曰く 「嫌う人もいるけれど、無農薬の証よ」 なるほどな。 汗をかきました。シャワー。早めの昼をした後、着替えて外出。酒保が底を突いていました。ディスカウントショップでペットボトルの焼酎とパック酒を仕入れました。これでしばらく、糊口を凌ぐことが出来ます。友人宅を廻ったあとは佐伯に過ぎたる喫茶店ランブルへ。珈琲のみで勝負のカフェです。マスターの焙煎する豆が絶品。今日はマンデリンにしました。 昼時に重なる時刻でした。近くにこの3月まで私の勤務した会社があります。昼休みに1杯の珈琲を求め、元同僚、後輩なんですが、2人入店してきました。 内の1人はN君。入って来るなり彼もマンデリンを注文。素振りも勝手知ったるが如し。この店の贔屓はもう長いのかな。しかし、違いました。ランブルデビューはこの7月だったそうです。彼曰く 「7月から社内も屋外も敷地内全て禁煙になったんです。ここに来ると美味しい珈琲を飲めるし、煙草も自由。他の喫煙者ですか?敷地外で隠れて吸ったり、自動車通勤の人は、駐車場に戻り、車内で一服やっているようですね。」 喫煙者は分煙で外堀を埋められ、喫煙タイムを設けられたことで内堀を埋められ、最後は敷地内禁煙、とうとう本丸が落ちました。私は吸いません。社内が自由喫煙だった頃は、目の前でプカプカやられ、迷惑していました。マナーを守る愛煙家には失礼ですが、これまで苦しめられた副流煙をして、いい意味です。 それをして、思いだしたことがあります。会議室に社外の方を含む会議を主催しました。仕切るのも私でした。随分前、丁度副流煙の害が新聞に取り上げられ始めた頃のことです。その日は敢えて灰皿を配りませんでした。違うセクションの喫煙先輩Iが 「おい、T(私のこと)、灰皿は?」 私 「この会議は外部からお見えの方もいらっしゃるので禁煙にします」 先輩I 「何の権限があってお前が禁煙にするのか、バカヤロウ。早く灰皿を出せ」 私 「お見えの中の1人に喘息の方がいるのです」 先輩は振り上げた拳を降ろさざるを得ませんでした。渋々矛を収める彼の顔を見、溜飲を下げました。というのも、普段から彼はいけ好かない男でした。どの会社にも入る、ごますりで世渡りをするような人間でした。 ふふふ、喘息の人がいるというのは咄嗟の嘘。捏ち上げです。外部の人が出席者の半数を占めていたので、疑われませんでした。 閑話休題、敷地内禁煙の話を聞いて気分がよくなりました。ランブルを出ました。 途中、B市場を覗きました。梭子魚が(カマス)が安い。そこそこの大きさが4尾で1/2ラーでした。鮮度のいい地物の大羽もいい感じでした。それも1尾。刺身にしよう。帰宅してチャチャッ。前者は塩焼きにと腹を出しました。2尾は父母へ。次の写真はその梭子魚です。 こちらは刺身。半身を晩酌の当てに。残りはトラへ。 戻ります。仕込みを終えて着替えました。午後3時、ランシューズを履きました。小中尾ダム経由ホオジロの里コース。いい汗をかきました。写真はダムの堰堤に続く林道です。落ち葉を踏む音もですが、この先、団栗が一面に散らばるところに、それをパリパリ靴底で割る感触も悪くなかったです。 家の近所でクールダウンのストレッチをしながらタマと話していたところに、Tさん宅の飼い犬が通りかかりました。2匹の双方、顔見知りのようでした。 こちらはF工業の鉄工現場に居候の赤猫です。左目に爛れがあるような。野良猫の生活は厳しい。 今日の一句 霜降れと地中甘藷の蔓が言い 今日のラン 10km 今日の酒 カボスハイ1 燗酒1合 焼酎ロック1 今日の写真はネタ切れにつき、読んだ本の中から。先日ブックオフで求めた「黒田清 記者魂は死なず」有須和也 河出書房です。読売新聞大阪本社の社会部長だった黒田氏、反戦平和、差別を憎む反骨が社風に合わず干されて退社、その後もジャーナリズムの世界に身を置いえ死ぬまで・・の半生記です。それはそれとして、この本を手に取って、読まれた跡がないのです。栞は中ほどのページに畳まれて伸ばされた形跡無し、補充注文カードもそのままだし、何よりページを開くと、新刊を開くときに覚える裁断の時に生じる紙と紙のくっつき感がありました。元の所有者、誰だったんだろう。ちなみにブックオフでの入手価格は1/6ラーでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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