カテゴリ:野良
Monday, October 10, 2022 曇り一時晴れ 西の風平均風速2.5 23.3℃ 15.6℃ 午前4時起床。目の覚めて、甘いものを欲しかったです。珈琲を淹れ、妻の拵えたカボチャプリンを楽しみました。吉村昭「戦艦武蔵ノート」文春文庫を手に取りました。これは名著、彼の「戦艦武蔵」新潮文庫と対をなす作品です。取材ノートを兼ねた記録と言いましょうか、本作(戦艦武蔵)を書くに当たっての吉村の動機、斯くありしを読み取れます。今日、読了できませんでしたが、そそられます。 次の写真は妻手製の南瓜スープ。朝ご飯はこれでした。拵えるのに手間のかかる料理です。美味しかった。 午前9時、買い物に行くという彼女を見送って、野良着に着替えました。父の西瓜畑が始末と生け垣の茶を剪定する必要に迫られていたのでした。写真は着工前です。草ぼうぼうの態です。 茶は露草に覆われ、しかも夏の枝が伸び放題。最初、背負い式の草刈り機にビニールの刃を取り付け、茶の根付近を回しました。雑草の根元を刎ねるためです。その後、被さった草を引き、このバリカンで棚をそろえていきました。 終えて、道路に散った枝葉と草をブロアで寄せました。これがあると箒不要。便利です。 ここまでの作業に1時間。次は、肩に下げる草刈り機で西瓜畑の草を始末。これが難儀でした。12時過ぎまでかかりました。写真は竣工図。 おまけの写真は茶の花です。この蜜にスズメバチがとりついていました。刺されてはならじ、今日は赤の手袋を控え、牛革、鉄工所で使うそれをしての作業でした。 昼になっても妻が戻りません。折角だから胡瓜とゴーヤの始末をしよう。それに取り付きました。蔓を外し、網を切りました。竹と竹を縛っていた針金はニッパで切断。土中に差し込んでいたそれを抜き、マルチシートを剥いで終了。敷き草がいい感じに枯れていました。それを耕運機ですき込みました。作業終了は午後2時を回りました。 空きっ腹にプシュッ。沁みました。 妻の戻って、猶あれこれの小仕事を。午後3時を回り、野良着のまま散歩へ。Rさんを誘いました。庭に娘さんが二人、それぞれマイカーを洗っていました。Rさんには3人の娘さんがいます。うち1人は私の娘と同級生。美容師です。「おいちゃん、元気?」声を掛けてくれました。写真は彼の庭に生る無花果です。3人娘とRさん、誰も食べないそうです。数年前、亡くなった彼の奥さんが好物だったとのこと。ということで、毎度失敬、ありつけるのです。 こちらはRさんの野菜畑。菠薐草が芽を出していました。 次の写真はヤマハギ。秋です。突然ですが、この花を見ると、刀研ぎ師・本阿弥光悦を思い出します。吉川英治「宮本武蔵」の中に、母親とこの花を愛でる場面が実にいいのです。 戻ります。家に戻り、湯を浴びました。空きっ腹にもう1缶プシュッ。沁みました。冷蔵庫の中にパック酒の冷酒が残っていました。昨日今日と身体を動かしたので、今日は褒美、これをやろう。舐めながらの当てはこれ。これが最後とゴーヤの素揚げが出てきました。 こちらは拙宅定番、カラスカレイの煮付け。冷酒が尽きたので、島のナポレオン・黒糖焼酎ロックに変えました。 締めはポテトサラダ。結構ドカンときました。バタンキュー。 今日の一首 山萩は光悦母子の姿なり親子の絆清貧光る 今日のラン なし 今日の酒 SAPPOROゴールドスターレギュラー缶1 サッポロ黒ラベルレギュラー缶1 冷酒2合 黒糖焼酎ロック正味1合 今日の写真はカマキリです。草を刈っていて、私に鎌を振り上げたのです。草刈り機には蟷螂の斧。捕まえて、茶株の中に逃がしてやりました。 こちらは拙宅、里芋畑の横に咲き始めたコスモスです。毎年、勝手に芽を出し、花を咲かせ、楽しませてくれます。 最後は拙宅食客・隻腕のオビです。今日は玄関の先にゴロリ。いい表情をしてくれました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[野良] カテゴリの最新記事
|
|