カテゴリ:日記
Saturday, January 14, 2023 雨のち曇り 西の風平均風速1.7 19.0℃ 14.5℃ 午前4時起床。夜来の雨が残っていました。勝手口の先、ビニールの波板を叩く雨音をどうにも疎く感じました。と言うのも、今朝、娘が上京でしたから。 妻心尽くしの朝食を一緒しました。元旦に帰省し、コロナ感染。まだ一度も彼女の顔を見ていなかったじいちゃん(私の父)が、居てもたっても居られず、見送りに来ました。感染を気遣い、娘はマスクを取らぬまま、車に乗り込みました。父は今年94歳になります。耳の遠くなって久しく、いまは全く聞こえません。「元気でな、気をつけろよ」そういいながら、敷地内の取り付けをバックする妻運転の車両を、覚束ない足で追いました。車が視野から消えて、暫し呆然。背中越し、溜息と肩を落とすのがはっきりと判りました。私の方を振り返った顔は、見るに堪えませんでした。 この後、二人は義母宅を回り、出発の挨拶を済ませたようでした。 その後、妻は野暮用、帰宅は正午過ぎでした。 午前、私は映画を観ました。「黒い司法 0%からの奇跡(字幕版)」です。黒人差別がテーマです。アラバマ州が舞台。警察が、無実の黒人男性をハイティーンの白人女性射殺犯人に仕立てます。冤罪は明らかですが、関係者は警察からの仕返しを恐れ、口を噤みます。その空気に青年弁護士が立ち向かうというストーリー。うーん、いい映画でした。10点満点中10点を付けてもいいな。でも満点はあり得ないから9点。これまでに観た映画の中、私は5指に入れてもよいかと。 昼、妻が戻ってきました。「ねぇ、ぜんざいを食べるから、お餅を焼いて頂戴」アイアイサー。 これが昼ご飯でした。 午後は妻と一緒、講演会へ出かけました。元F1レーサー・片山右京さんがゲストでした。彼の経歴はウィキに譲るとして、内から迸る冒険心に突き動かされての彼の人生、口をついて出てくる言葉には、学者や文化人のそれとは異なり、上手く表現できませんが、話を聴きに来た皆さんの感性に響くものがあったようです。「コンプレックスが私のエネルギー」とはさもありなんですし、「人生は健康で優しく誠実に」、「物事にゼロリスクはあり得ない」と語る内容にも。 余談です。話がわき道に逸れ、世界三大料理とは、という話題になりました。トルコ料理がその一つとは知りませんでした。 さらに余談です。片山さんの話から逸れます。世界三大云々というのをよく聞きます。ほとんどを日本人が勝手に拵えたとウィキにありました。興味のある方はこちらをクリックしてみて下さい。えっ!嘘でしょう、というのもありますよ。 写真は片山さんの講演会ポスターです。 帰宅は午後5時を過ぎました。妻は急いで父の晩ご飯をつくり、運びました。私は薪を居間に運び込んだ後、プシュッ。相撲観戦しながら夜のお勤めを始めました。妻はコーラスグループの集まりがあり、出かけました。チビリやりながら、今日からまた二人の暮らしに戻るな。気持ちを切り替えよう。仕事はイケイケどんどん、まわしを締めてかからねば。 私、今年の5月、65歳になります。予定ではあと2年、ネクタイ仕事が続きます。 今日の一句 寒の雨心濡らして冷えの凍む 今日のラン なし 今日の酒 サッポロ黒ラベルレギュラー缶1 芋焼酎お湯割り正味1合 ジントニック1 アイラモルト1ショット 今日の音楽 ベートーベン ヴァイオリン協奏曲 ヒラリー・ハーン ジンマン ボルチモア響 今日の写真は講演会場のさいき城山桜ホールに飾ってあった絵画です。大分市出身、強度の誇る画家・工藤和男氏(1933~)の「昆布採取の浜」です。とてもいい感じです。氏の作品は、私の勤務する社屋ににも何点かあるようで、執務室にも1枚掛かってあります。
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