カケイさんちの総天然色図鑑

磐音シリーズ、新作は上下巻。2冊楽しめて嬉しい。


とうとう来ましたね。
家基暗殺。

日光社参のときの、あんないい子がねえ、と思ってしまいます。

その後の佐々木道場も。

シリーズが大きな転換を迎えましたね。

本当は、磐音がおこんと結婚する前までが好きです。
磐音と奈緒のすれ違いというか、結ばれない２人の絆が好き。

はい、恋愛物は、じれったいのが一番！！

普通におこんと結ばれてしまって、そこはやっぱりなんだかもっと葛藤してほしかったと思うんですよ。
奈緒の身請けまでは長かったから、磐音はあきらめがついていたとは思うんだけど。
でも奈緒は絶対あきらめきれてないと思うわけです。
身ごもった今でも。

そうか、奈緒の葛藤はあの紅花畑の中で伝わってくるんだけど、磐音は幸せそうだから、もやもやしてしまうんだなあ私。

奈緒どころか、話は大きく進んでいってます。
仕方ないなあと思ってもちょっとさびしい。