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ツイてる古本屋

ツイてる古本屋

私の人生を変えた本たち

社会人として必要なことはすべてこの3冊に書いてあった [ 自分を鍛える本、自分を変える ]
「まず、人を喜ばせてみよう」
清水克衛/著 ゴマブックス/刊 

「まず、自分の力で歩いてみなよ! 」
清水克衛/著  ゴマブックス/刊

「笑顔力。幸運の女神をひきよせる小さな魔法」」
諏訪ゆう子/著  ゴマブックス/刊




古い話です
今から20年前以上の話です

あるところに二十歳の青年がいました
彼は仕事がつまらなかった
こんな仕事はおれの仕事じゃない、
そう思っていた

彼には読書という趣味があった
特にミステリ小説が好きだった

その当時、○○商法といわれるものがありました
今なら、当たり前になっていますが、
「映画」と「小説」のドッキングです

ある出版社の中で、文庫リストに大量な著作を抱えている人の小説を
ひとつ選び、「映画化」するのです

そして、その映画の封切りにあわせて
その作家のフェアーをするのです

あるときその青年は、ある映画を見てすごく感動しました
ミステリではありますが、最後は人間の愛を
たっぷりと感じさせてくれた映画でした

感動した彼は、書店の入口に大量に並ぶ
その作家の文庫を読み漁りました

面白かった、とても。

主に、サラリーマンが主人公になっているものが多く
自分がその登場人物に感情移入しやすかった

その作家は、元ホテルマンでした
そして、その仕事が嫌で嫌でたまらなかったそうだ

その嫌だったときの怨念を晴らすように、彼は書きまくった
“鉄筋の畜舎”という表現まで使って、ホテルマンの仕事
及びサラリーマンをこき下ろす小説が多かった。

その作家の本はその青年を癒してくれた
仕事でたまった鬱憤を、その小説を読み続けることで晴らすことができた


しかし、その青年は、入社して3年目に出合った上司の影響で
仕事への姿勢がガラリと変わってしまう

“前向き”に、仕事をし始めたら「急に仕事が楽しくなった」

そのとき彼はこう思った
「サラリーマンって面白いじゃん」と


それから20年、紆余曲折があった
あるとき、人生の大きな波に飲み込まれ
どん底に叩き込まれた

そのとき、ある本と出合いから、自分の人生を振り返る作業をした
それをやることで、自分のやりたい仕事が見つかる
というものだった

彼は必死だった
2ヶ月間、朝の4時半に起き、
真剣にその作業に取り組んだ

2ヵ月後、結果が出た

自分のやりたい仕事がいくつかリストアップされていた
そのひとつにこんな仕事が入っていた











「ホテルマン」




・・・・・・・・・・




その結果に、彼は茫然とした


・・・・・・・・・・


なぜだ!





自分の過去を再度チェックしなおしてみた
どこで、選択を間違えたのか?



・・・・・・二十歳の頃に、読みまくった
「元ホテルマン」の作家に行き当たった

いつのまにか、その青年はその作家の小説を読み続けているうちに
「ホテルマン」はダメな仕事だ
「サラリーマン」はくだらない
という考えに洗脳されていたのでした




本の力、本の影響力は恐ろしい
それを、20年経ってその青年は思い知った
読んでいる本が、人生を少しずつ変化させていることに
やっと気づいたのだった





そんな彼が、最近出たこの3冊を読み、唸った

「なんじゃこりゃ!!」(松田優作のイメージで)

「社会人として必要なことはすべてこの3冊に載っているじゃねぇか。
この3冊だけを、1年間読み続けて、できることから実践していくだけで、
きっと俺の人生は180度違っていただろう」


「本は心の栄養です」
また
「鉄は熱いうちに打て」とも申します
ぜひぜひ、若いうちに良書を手にして頂きたい
と老婆心ながら、切に願うしだいでございます

新入社員及び天職探しに夢中なみなさまへ
超超超おすすめな3冊でございます



転職考える前に、まず、目の前の人に全力投球

【まず、人を喜ばせてみよう】

壁にぶつかったら、考えてないでこれ読んで

【まず、自分の力で歩いてみなよ! 】

一番安くて一番力になるもの、それは

【笑顔力 幸運の女神をひきよせる小さな魔法。】





最終更新日 2006.05.25 19:42:48
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