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azabujin503

azabujin503

2007.03.03
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カテゴリ:映画

不都合な真実


ボビー

珍しく週末に朝早く目が覚め、天気も気分も良かったので朝から近所の映画館に出かけた。

まず、元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏の環境問題についての講義記録ノンフィクション『An Incovenient Truth 不都合な真実』。

地球温暖化、台風・ハリケーンや森林の大規模火災の多発、種の絶滅、絶滅したはずの伝染病の復活などここ十数年で専門家だけでなく、私たち一般人でもおかしいと感じている異常気象の原因を自身が長年研究者たちから得た科学的根拠をスライドで示しながら、環境問題に対する意識変革と実践を訴えかける、非常に心を動かされる映画だった。政治家ならではの説得力のあるスピーチで、声も、いい。本もベストセラーになっているが、まずは映画を見ることをおすすめする。そして、映画はエンドロールが終わるまで見て欲しい。メッセージが織り込まれているから。本を買えば裏表紙の帯にも書かれているけれど。二酸化炭素を減らすために自分でできること:環境問題に取り組んでいる政治家に投票する(ゴア氏ほどの熱心な政治家が日本にいたっけ?)、緑を植える(働き始めてから緑を枯らしてしまったからなー)、省エネの製品を買う(今のところノートPCが時間がたつと省エネ作動で電源が落ちる程度か)、自家用車よりも公共の乗り物や徒歩や自転車を使う(うん、これは実践できている)などなど普段の生活スタイルを振り返ることができる。

2本目はJFKの弟RFK(ボビー)がロサンゼルスで暗殺された1968年6月5日のアンバサダーホテルに居合わせた人たちの1日を描いた『BOBBY』。RFKは代役ではなく、当時の映像をそのまま使用し、違和感がないのがすごい。とりわけ印象に残っているのは、ホテルの厨房スタッフたちの間で人種差別社会での処し方を副料理長役のローレンス・フィッシュバーンが話すシーンと、エンドロールで流れるボビーのスピーチ。『不都合な真実』を観た後だから余計にシンクロして感じることだが、正義は救われないの?組織が大きくなればなるほど、国が大きくなればなるほど人間社会は生きにくいな、と思うのです。差別される側が差別する側を立てて、自分たちが自由を「勝ち取る」のではなく、彼らが自由を「与える、解放する」と思わせればいい、それで結果的に差別がなくなるのであればいい、というようなことを言っていたシーンでは悔しさと同時に尊敬の気持ちで思わず涙した。





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Last updated  2007.03.05 00:48:41
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