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カテゴリ:鶴見、神奈川区
鶴見の辺境地にウルトラディープを超える妖店があるとの情報を聞き、調査しにやって来ました! 鶴見川を渡って京浜工業地帯方面へ歩くこと20分、詳しい場所は言えませんが、横浜市鶴見区潮田町4町目の潮田銀座商店街というシャッター通りにそのお店はあります。この辺は地元にあるような情緒溢れる下町地帯で、渋い銭湯等がいまだに残っている風景が残っております。 古い町並みを見ながら、商店街を進んでいくと、おおっ、目的地に到着! 中華料理 上毛軒(じょうもうけん) こ、これって?お店ですか・・・今にも崩れそうな佇まいは地元、中村川沿いにある、今は閉店してしまった、廃墟のような蕎麦屋「ゑびす屋」を思い出してしまいます。 しかし、このお店もすごいのですが、隣の壁に貼ってある屋号が崩れ落ちそうなお店もすごい! こういうディープなお店は得意な部類なのですが、こんなに重々しい雰囲気を醸し出しているお店は、久し振り!ちょっと入るのに緊張してしまいます(笑) 勇気を振り絞って引き戸を開けると、そこはパラダイス!!油で薄汚れた壁が風情があって、とても良い感じの内装。テレビはお決まりの競輪の中継! カウンター席が6席ぐらいに奥の薄暗い部屋にはテーブル席があるみたい!このお店、80歳を超えている御主人一人で切り盛りをしているのです。 先客は近くの競輪仲間らしきお父さん2名。セルフサービスのお店なので、入口近くの冷蔵庫からビールを取ってきますね! ビールの値段は忘れましたが大瓶なのが良いです!お通しは白菜の浅漬でサッパリしていて美味しい。 さて、何をたべようかなぁ!おっ、壁に貼ってある「ヂャヂャメン」なんて面白そう!黒い短冊メニューのポークソティなんてプレミアム感が漂っていて美味しそうと思ってますが、無難に焼き餃子なんかを頼んでしまいました・・・ 焼き餃子の到着。このお店、餃子を注文すると頼むと野菜を切るところから始めます(笑)。それを皮に包んで焼くので、かなり時間が掛かりますよ! カウンターの上に置かれている手作りのラー油で頂く餃子は、ニンニク、野菜、お肉のバランスが取れていて、53年も作り続けている餃子は、とても美味しい! しばらく静かに呑んでいたら、隣のオトオサン達が下町地域に良くある定番の喧嘩を開始(笑) 「ぶっ殺す」、「俺は刑務所帰り」だの、もう大変!終いには手を出し始めたので、店の御主人が仲裁に入ったんだけど、その間、ずっと何も食べれませんでしたわ(泣) やっと喧嘩が終わって、もう、簡単なものでイイヤ!と思って頼んだ野菜炒め!これが味付けも濃すぎずに野菜も細かく切り刻んであって、かなり美味しかった! ほんとは、もっと美味しいと言われている「ヂャヂャメン」や「ポークソティ」を食べたかったのですが、今回のような状況では無理! この店構えにしてはかなり美味しかったので、再訪したい気持ちはありますが、なにせ、駅から遠いので難しいかも知れませんね・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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