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テーマ:楽天写真館(354482)
カテゴリ:鶴見、神奈川区
横浜で古くから続く市民酒場と言えば、すぐに思い浮かぶのが「諸星」「常盤木」「みのかん」の三大市民酒場! 市民酒場を名乗っているのはその3軒だけだが、営業形態は変わってしまったけど横浜市民酒場組合連合に登録していて、残存している居酒屋は20軒ほどあるとのこと。 中区で言うと野毛の今は廃業してしまった「武蔵屋」と、まだ現役の「圧兵衛」、「栄屋」。伊勢佐木界隈だと「相模屋」、「愛知屋」、「和泉屋」。阪東橋界隈は「利助」、「岩亀」、「信濃屋」、「安戸屋」、「忠勇」。後は、弘明寺の「三河屋」もそう。 ちなみに市民酒場は横浜だけの呼び方で、東京は「国民酒場」、川崎は「勤労酒場」と呼んでいたそうです。 そんな、横浜市民酒場組合連合に登録されている幻の市民酒場を求めて降り立ったのは、本家の「諸星酒場」がある新子安。その有名店とは線路を挟んで反対側にある「大衆酒場 秋葉」さんへ。さっそく入店! 店内に入ると、おおっ!短冊メニューが雨あられ状態でベタベタと貼ってあり、これぞ大衆酒場!カウンター席は無くて、テーブルだけの店内は、2、4人掛けテーブル合わせて8卓ぐらいはあったかな? メニューの単価はほとんどがワンコイン以下。定番の大衆酒場メニューのおでん、焼き鳥、揚げ物、炒め物の他に、ナポリタンや焼きそば、オムレツ、チャーハンと何でもあり(笑) 大衆酒場といえばホッピー!ということで「ホッピーセット白(370円)」から開始!焼酎の入ったコップは酒屋でもらったやつでしょう!?(汗) フードは最初に目にとまった「餃子七個(350円)」税別価格だけど、餃子が7個でこの価格はまさしく大衆的な価格設定。カリッと焼きあがっていて、美味しかった! メニューを見ていたら、横浜ウォーカーと常連さんのオススメ品メニューが出てきた!(汗)確かにこれだけ品数が多いと、何を頼んでいいのやら分からないので、これは良心的! ということで「まぐろ中おち(450円)」を注文。柔らかくて量もそこそこあり、美味しいまぐろ中落ちでしたよ! ホッピーの「中身焼酎(230円)」をお代わり!量はかなりあるのだけど、グラスが毎回、違って来るのね、、、まあいいや!大衆酒場だし!! 最後のフードは常連さんが良く頼むという「とり天(480円)」出てきたのは、大根おろしが入ったポンズにボリュームたっぷりの鶏の天ぷら。 天ぷらの下には、キャベツで上げ底してあるけど、それでもかなりの量。フリッターみたいな揚げ方の天ぷらは、沖縄で売っている天ぷらと似ていてサクサクでは無く、少しシナっとした食感が庶民的でいいね! これをポンズに付けて、油をたっぷりと落としてから食べるのよ。このチープ感が大衆酒場で呑んでいると実感できるところが、また良い! ただ、入店してから私以外にお客が誰も来なかったのが心配なところ。こんな良い酒場なのに、知名度で諸星の方にみんな行ってしまうのでしょうね。本物の大衆酒場感を楽しみたい人は、是非一度足を運んで見て下さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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