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カテゴリ:東京寺社&庭園散歩♪
浜離宮庭園の4つの御茶屋は、中島の御茶屋・燕の御茶屋・鷹の御茶屋・松の御茶屋があります。
令和6年春のお散歩 はまりきゅうおんしていえん 『浜離宮恩賜庭園』 Hama-rikyu Gardens 燕の御茶屋・鷹の御茶屋・松の御茶屋があります 左に「燕の御茶屋」少し高台に「鷹の御茶屋」 鷹の御茶屋の裏側から見て行きましょう〜 鷹の御茶屋には、鴨を捉えるための 鷹の育成方法などの説明がされています。 さであみ 『叉手網』・・・とは? Sadeami net 人が立った姿勢で両手を胸の前で重ねる所作を 「叉手」(さし・さす)と呼び、 その所作のように2本の竹を交叉させて 袋状に網を張った捕獲用具を「叉手網」と言います。 叉手網は、野生の鴨を無傷のまま捕獲する技法です。 鷹は、鷹の御茶屋の裏側で飼われています。 「鷹部屋」には、リアルな鷹の剥製がおります。 鷹と鷹匠 慣らし 鷹匠に対する警戒心を解く ◯羽の汚れを取り、爪と嘴を整え、 足皮などの必要な鷹道具を装着します。 ◯最初は鷹を驚かせないように、真っ暗な 鷹部屋に入れて落ち着かせます。 ◯鷹の体調や様子を見て、1〜2週間の絶食を行い 体脂肪を下げる「詰め」を行います。 ◯この後、暗闇の中で鷹を挙に乗せる「据え」を行い 鷹が人間から餌をもらっても安全だと覚えたら 鷹部屋内に据えて歩き、音に慣らすなど徐々に 様々な儒教に慣らしていきます。 ◯鷹の警戒心が解けてきたら、鷹部屋の外に出て 歩き回って三桝。鷹は見慣れない人や物事に 驚き安いので、全て夜に行います。 ◯十分な据え回しを行い、必要な合図を教えることが できれば、丸い鷹(素直で癖のない物事に動じない鷹) に仕上げることが容易になると言われます。 それでは、鷹の御茶屋の中に入りましょう〜 室内には、ビデオでの解説があります。 鷹の御茶屋は・・・ 寛政7年(1795年)頃に建設され 将軍が鷹狩りを行う際の 待合いや休憩所として 利用されたと考えられています。 他の御茶屋とは異なり、 茅葺(かやぶき)屋根で、 内部の土間叩きが特徴の農家風の佇まいの建築です。 構造は・・・ 木造・平家建て 延べ床面積:86.21平方メートル(26.1坪) 建物の高さ:6.215m 屋根:こけら葺き 天井:茅葺、こけら葺き 壁:板壁 床:土間叩き、上段は畳敷き 浜離宮恩賜庭園(特別名勝・特別史跡) の復元整備事業により、江戸時代に創建され 戦災で消失した御茶屋の復元工事によって 平成30年(2018年)に史資料に基付き 忠実に複眼されました。 写真撮影:ほしのきらり。 撮影日:2024年2月24日 世界遺産にぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.12 00:10:09
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