懐かしい…
多趣味を自負している管理人にはプロフィールに書かれていない趣味の一つにオーディオ(ステレオといった方が正確か?)があります(書き忘れていました^^;)。管理人が小さい頃ステレオブームがあり、それに乗っかったわけなのですが、決して高い機械は買えなかったけど安いものをチョイスしながらいかに少しでもいい音にまとめるか…ということを楽しんでいました。今でもその趣味を引きずってはいるのですが、どちらかというとAV(オーディオビジュアルですっ!アダ○トビデオぢゃありません、決してっ)方面になってしまって純粋に「音を聞く」ということはしなくなっていました。今もDVDプレーヤーなんかと一緒にカセットデッキやレコードプレーヤーもまだ飾って?ありますが、実際にはほとんど…というか、全然使っていないのが実情です。でも捨てるとしても使えるものだからもったいないし…。そんな中ネットのニュースにソニーが9年ぶりにレコードプレーヤーを発売したと出ていました。それもUSB端子を装備しており、パソコンに繋げばCD-Rにレコードを簡単に録音できる優れもの(゜o゜)。なんでもソニーの往年の社員が、レコードを持っているけど聞くことができない…と発言したところこのような商品を作ったのだとか。私はソニーは好きな企業なのですが、この商品開発にはひいき目が無くても拍手物です。良くぞ作ってくれたって感じ。で、その記事を読んでいたら管理人も無性にレコードが聞きたくなって、ホント久しぶりにレコードプレーヤーのフタを開けました。↑ソニーのPS-X3というものです。ネットで調べたら1977年に発売されたものだとか(゜o゜)。実は10年以上前かな?ちょっと調子が悪くなってダメモトでメーカーに修理に出したらちゃんと直してくれたんです。今のメーカーは販売終了後7年くらいで修理は断るはずなんだけど、この時はホントにうれしかったです(当時既にレコードプレーヤーは買うことが難しかった)。↑レコード針の付いているカートリッジというものです。レコードを聴くには無ければ聞けないものなのですが、このパーツを交換するだけでも音が違ってきて、そんなところも趣味として面白いところでした。ちなみに奥の2つは当時使っていたもので、今では針を買うことも出来ず?ただの飾りとなってしまっています。手前のものは3年位前にこのレコードプレーヤーを有効活用するために思い切って買ったものですが、結局あまり使っていませんでした(-.-)。↑久しぶりに針を落とすレコードを何にしようかと考えたところ、これしかない!ということで荒井由美の「あの日に帰りたい」を出してきました。何故この曲かというと…やっぱり昔この曲を聴いていたころが一番ステレオに触っていたからでしょうか。それとこの曲はCDでも持っていますので、その音質の聞き比べもやり易いというところもあります。レコードに針を落とすと(プレーヤーが普通に動いて、ある意味たまげました)プチッという針の落ちる音とともに、サーっというレコードの無音部分をなぞる音と、時おりプチップチッというホコリをなぞった音も聞こえてきて、これぞレコードの音だ~(^^)っていう懐かしい感覚が甦ってきました。そしてイントロから歌が始まると、決してCDのような高音質ではないけれどレコードらしいやさしくて聞きやすい音が流れてきました。昔はレコードを聞くときは一種の気合が入り、部屋をきれいに整理して(^^ゞ明かりを落とし、レコードをきれいに拭いてから「よ~し、聞くぞ~」とばかりに針を落として部屋の真ん中で聞いたりしていました。今ではCDをプレーヤーにポンッと入れてスイッチポンできれいな音が出てくるので、楽で便利でいいのですが、考えてみるとなんか味気ないですね。これも古きよき時代だったのでしょうか。それとも管理人が古いだけ?^^;