2006年ワールドカップ
2008年欧州選手権
2010年ワールドカップ
2012年欧州選手権
欧州ではこのように2年おきに国別の選手権が行われる。
日本では欧州選手権への関心は低いが、実はこの欧州選手権、レベルはかなり高い。
レベルの低いアジア・中南米・アフリカのチームが出場しない。
欧州選手権にブラジルとアルゼンチンが出場すればワールドカップと同じレベル。
早い話がブラジルとアルゼンチンが出場しないワールドカップが欧州選手権と言っていいだろう。
だから欧州各国のマスコミもこの欧州選手権をワールドカップとほぼ同等のステイタスの大会として扱うのだ。
その2008年オーストリアとスイスの共催で行われる欧州選手権(EURO2008)をベッカムは幕引きの舞台と考えていたのではないか?
ところが新しく就任した代表監督の進める若手登用構想から外れたために、昨年行われたワールドカップをもってイングランド代表からの引退を余儀なくされてしまった。
スティーブ・マクラーレン監督が代表監督で居る限り、イングランドの代表に呼ばれることはあり得ない、欧州列強チームで活躍出来る年数は体力的にも後1年ないしは2年が限界、そのように考えれば今期を最後にレアル・マドリッドを退団するのにも充分に納得がいく。
こうなることはレアル・マドリッドの監督であるファビオ・カッペロを昨年イタリアから呼び寄せた時点で、みんなが予想していたことだから別に驚くことではないが、それにしても監督が替わることにより構想から外れた選手は自ら新天地を求めて動かなくてはならないのは、この世界に居るものの宿命。
それほどまでに監督の権限は強力かつ絶大なものなのだ。
と考えていたらイングランド・チェルシーのモウリーニョ監督の動向が俄然注目を浴びてきた。
メンバー構成から考えて現在世界最強軍団を率いるモウリーニョ監督だが、さすがの人心掌握術にも陰りが見えてきた気配があり・・・・・
金にものをいわせてこれだけ世界各国のスーパースター、いわゆる猿山のボスザルを集めたチームともなると一筋縄ではいかないことを改めて教えてくれた。
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