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わが子のための家づくり考察

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2007年12月20日
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カテゴリ:新事業

(ここで紹介する『オアシスルーム』は、以前の日記で書きましたように、患者さんの声を元に一切の妥協なく造りまし た。ゆえに、「やりすぎだ!」と思われる方も居るかも 知れませんが、あくまでノウハウの蓄積の為に究極を目指しただけであり、健常者の方はここまでの工事は必要でないので、あらかじめその旨ご理解下さい!ま た、私は患者さんと接する機会多いので、日常生活も徹底したオーガニック生活となっています。ご理解くださいませ。

さ て、基本的に『オアシスルーム』というのは、質の良い睡眠を確保するための寝室の小工事「プチ・リフォーム」から新築まで、全ての建築条件に対応できる 『体に負荷のかかりにくい住空間』のことです。もっと詳細を知りたい方は「建築ジャーナル11月号」の30ページをご覧下さい!)

 

今回は、キッチンボード(食器棚)です。

食器棚

以前このブログにて書いたかもしれませんが、私は数年前まで家具職人でした。ゆえに、一通りのものは作ることができます。

この食器棚も、もちろん私が作りました。

・・・しかし、実をいうと、この食器棚がこの『オアシスルーム』にて一番妥協した部分です。

どういう事かと言うと、本当は広い板を使って食器棚を作ることができれば良いのですが、現実には幅の広い板は高価で且つ手に入りにくいもののひとつです。

ゆえに、細い板を横にボンドでつなぎ合わせた集成材しか材料がありませんでした。木そのものはパイン材ですが、結局このボンドから揮発するVOC(揮発性有機化合物)を如何にして取るかが最大のネックとなりました。

まずは、簡単に出来る事として天日乾燥を一週間やり直しました。

次に、機械乾燥をいくつか駆使して、これもやり直しました。

最後に、好気性有用微生物の力を借りてダメ押しでVOCを食べてもらいました。

結果的には、以上のような工程を経たので、折角の平らな材料も反ってしまい、工場でプレスしなおすことになり苦労したわけですが、画像の様にきちんと完成しました。

このキッチンボードを据え置いた後、化学物質過敏症の患者さんは「扉を開けると少しきつい!」と言われましたが、何とか合格点はもらえました(苦笑)!

収納ですが、今流行の量産品のように便利な機能を色々とつけています。

例えば、左手前下の扉は、ゴミ出しの袋が広げた状態で斜めにとび出すようにしてあります。一番左はビン・缶の袋、二番目はペットボトル・白トレーの袋などの燃えないゴミとなっています。

他には、一番奥の電子レンジ(ほとんど使っていませんが・・・)を説明すると、電子レンジの電磁波を軽減できるように家具に分厚い鉄板を仕込んでアースを取っています。

電子レンジって正面よりも横のほうが電磁波が強いって知ってました・・・?

また、これらキッチンボードの中にある電化製品は、普段は電流をシャットアウトすることで屋内配線による電磁波の帯電を抑制しています。

あと、個人的にこだわった事としては、一番奥に見える炊飯器です。IH炊飯ジャーは体に悪いし、 電気式の一般的なものでもはゴハンがマズイので、結局ガス式にしました。便利に使えるように、ガス管はキッチンボードの下を通らせて、背中から炊飯器に接続しています。なので、ガス管も表から見えず、バッチリ収まっています。

私の生活は基本はオーガニックなので、無農薬有機農法のお米を島根県から取り寄せて食べています。ゆえに、ガスの火力で玄米でもきちんと美味しく炊けます。

・・・ていうか、火力の強いガスで炊くと、玄米でもむちゃくちゃ美味しいですよ♪ 

 

 






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最終更新日  2007年12月20日 17時59分28秒
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