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わが子のための家づくり考察

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2008年03月09日
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カテゴリ:育児

昨日の昼下がり、我が家に一人の女性販売員がやってきた。

妻が、娘の教育教材の「無料体験レッスン」の申込みをしていたのだった。内容は「IQ200の天才児をつくる」というもの。つまり、英才教育をするための教育教材の「無料体験レッスン」であった。

私は、はっきり言って英才教育なんて嫌いです。英才教育というのは、子供の気持ちを無視した親の自己満足とエゴである。

しかし、すでに申し込んでしまっているというので、教材売りの女性販売員のトークを聞いてみることにした。私も営業を行っているので、海千山千?の販売員の話術に非常に興味を持った。

午後2時半頃、50歳過ぎの女性販売員はやって来た。

まずは、自分の娘の話から入り、和やかな雰囲気を作っていく。自分の家族の話をすることで、人情味豊かな人間性を醸し出し?、聞き手の警戒心を解いていく。そして、徐々にこちらの家庭のプライベートな内容に踏み込んでいく。話の折々で妻と娘を褒め始める。

これが、実にうまい!相手が喜ぶようにさりげなく褒めるのである。全く嫌味が無い。妻もすこぶるご機嫌である。

この妻が喜んでいる時の女性販売員の表情を私なりに観察していたが、必ず相手をしっかり見つめていた。当然、私に対してもそうである。いちいち確認を取るときには、さりげない笑顔で和やかな雰囲気をつくりつつ、目でも同意を求めてくる。私もわざと微笑返し?でうなずく。

そして徐々に、教材の「体験レッスン」に移る。

絵本や音楽の効果的な楽しい使い方を実践してくれた。

これも実にうまい。さすが、営業暦20年のベテランである。我が娘を飽きさせない様に教材を使いこなすので、妻はその効果に驚く。その驚いている姿を見逃さずに、女性販売員はあくまでスマートに教材のメリットと価値を説明する。その説明にのめりこむ妻。

女性販売員も全ての説明が終わって、クロージングにかかる。娘は楽しそうであり、妻は関心しっぱなし、私も笑顔を振りまく状況であったので、女性販売員も即契約を確信していたはず。

その和やかな雰囲気を壊さないように、女性販売員はさらっと切り出す。「そこでこのカリキュラムの金額ですが、ひゃく〇〇円となります。他社の七△アカデミーと比べても、〇〇円お安くなっております。」「契約は一括と分割とどちらになさいますか?」

自信満々のトークである。妻が間違いなく契約をするものと確信している。長年のカンと経験で「落ちた!」と確信できたのであろう。

女性販売員が契約書を差し出そうとした時に、私が初めて口を挟んだ。私も営業を行うので、2時間も話してくれたねぎらいと武士の情けでやんわりと断った。

「結局女っていうのは、いい学校行こうが、いい会社に就職しようが、結婚相手で大抵は人生が決まる。だから、私は男を見る目、つまり男に騙されないように見る目を養ってくれればそれで良いと思います。あと気立てと愛嬌。勉強は二の次です。」

それまで和やかなオーラを放っていた女性販売員の表情が一瞬こわばる。契約に間違いない展開のはずが、予想外の展開に少しずつ取り乱し始める。

「この幼少期を逃すと後悔しますよ!」「娘さんは間違いなく良い効果が出るものと確信できますから・・・」「ご主人の会社の領収書として分割して発行できます」「私も結局会社員だから・・・。会社に何て報告しようか。困った・・・。」と泣きが入る始末。

私も2時間近く話してもらったので申し訳ないと思わないでも無かったが、納得できない内容の契約をする訳にはいかない。教材自体は素晴らしいとは思うが、全部は要らない。また、今日の女性販売員が契約できなかった分は教材にあらかじめコストオンしているはずなので、ビジネス的には何ら問題は無い。

そういえば、お薦めの濱口茂樹氏のブログにも似たような内容があった。安い買い物じゃあないからね。譲歩して考えてみても、価格と価値を比べてどうしても価値の方が下回っている。ゆえに、仕方ありません。

 

さてさて、凛果の近況報告です!夫婦の食事の時は、テーブルの上に幼児用の椅子を置いて、そこに座らせています。

最近は食事の間、妻お手製の綿タオルのボール(中にチリンチリンと鳴る鈴が入っています)で遊ぶことが多いです。・・・と思ったら、ボールを一生懸命舐めていました。

凛果ボール

おいおい、そのボールは食べ物じゃないぞ~(笑)!






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最終更新日  2008年03月09日 16時20分17秒
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