カテゴリ:生物
今年度3回目の潜水による生物調査へ行ってきました。
今日の調査地は、凪の日でないとアクセスできない外洋よりの島です。 穏やかな海峡で透明度も良く、抜群のコンディションでした。 海底の断崖絶壁をぐぐり抜けながら島の周辺を調査します。 ふと、岩穴をのぞくと、今まで見たことのない小魚が岩にへばりついていました。 捕まえて持ち帰り良く調べて見ると、「イチモンジハゼ」という南の海のハゼでした。 イチモンジハゼ。小さくてもこれで成熟サイズです。 ここ数年、調査の度に南方系の生物が採集されます。 海底では、ベラの仲間やスズメダイがたくさん泳いでおり、 まるで伊豆の海で調査しているようでした。 今年はマダコの数も多いようです。 もうすでに産卵して卵のお世話をしてるメス親もいました。 この秋はマダコが大漁かもしれません。 子育てをするメスのマダコ。岩の天井からぶら下がっている卵の房に、せっせと新鮮な水を送っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月27日 19時08分18秒
コメント(0) | コメントを書く |
|