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西式甲田療法による介護

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2016年03月23日
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カテゴリ:原発

「日本共産党 最近 おかしくないですか」というブログがありました。


そこに吉井英勝議員のことが書かれていましたのでコピペします。


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【コピペ】


原発問題のエース吉井英勝議員が赤旗紙面から消えた???

 

     共産党の原発・エネルギー問題委員長の役割は?

 

                                                                               

                                  平成242012)年1115

 

  

3.11の大地震の結果、福島原発はメルトダウンしてしまった。

 

この時点で関電や政府は予想外の事故であり、責任はないと主張したが、実はこのことを想定し、国会で質問や、「質問主意書」を出して危険性を訴えていた議員がいた。

 

それは共産党の吉井英勝議員であり、20061213日、「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」を提出し、原発の安全対策について当時の安倍内閣に見解をただした。

 

この趣意書における質問は、2011311日に発生した東北地方太平洋沖地震によって福島第一原子力発電所が被った危機的状況を驚くほど的確に予見したものであった。

 

例えば、「原発からの高圧送電塔が崩壊するなど、原発の負荷電力ゼロになって原子炉停止(スクラムがかかる)だけでなく、停止した原発の危機冷却系を作動させるための外部電力が得られなくなるのではないか」(質問1-1)と質していた。

 

これに対する政府答弁書が当時の安倍首相の名で出ているが、この内容は誠意をもって答えたものではなく、【回答1-3】で電源喪失については『我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない』と門前払いし、地震や津波被害の原子炉の安全対策についても【回答2-5】で『原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところ』と木で鼻をくくったような回答ばかりだった。

 

ところが3.11の大震災で正に吉井議員が指摘した「外部電力の喪失」という問題が発生した。

 

しかし、なぜか、共産党は、この吉井議員の重要な指摘を、赤旗に再録して政府に迫るという行動を起こさなかった。

 

私が吉井議員の主張の大切さを最初に聞いたのは、朝まで生テレビで、経済評論家の荻原博子氏の主張であった。

 

テレビでの討論が今回の原発事故を「想定外の事故」として処理されようとしたとき、荻原氏は声をあげた。

 

「この件については何年も前に共産党の吉井議員が追及している。それを取り上げなかった政府に責任がある」と主張された。

 

その際、自民党の片山さつき議員が間髪を容れず「いや吉井議員の主張は津波ではなく、引き潮の際の危険性を指摘したものであり、誰も着目しなかった」と吉井議員の先見性を否定した。(注1)

 

注1:この片山さつき議員の発言は、吉井氏の先見性を否定するため、彼女のずる賢さを発揮した発言である。荻原さんの発言は吉井議員の2006年の質問趣意書(安部内閣)の内容を話しているのに、片山議員は意識的に2005年の吉井議員の質問趣意書(小泉内閣)の内容を持ち出し否定している。

 

私の疑問はなぜ翌日の赤旗でこの片山さつき議員の発言を叩かなかったのかということである。

 

東京新聞、サンデー毎日や女性セブンもこの吉井さんの質問趣意書の先見性を報道したが、不思議と赤旗は報道しなかった。(注2)

 

注2:しんぶん赤旗(2011326日)は「電源喪失による最悪事態を警告」「福島原発事故でメディア注目」、「吉井衆院議員 繰り返し追及」という記事を載せている。

 

その内容は、東日本大震災、福島第1原発事故で最悪事態がおきる危機に直面するなか、ネット上で話題となっている日本共産党の吉井英勝衆院議員の原発質問。

 

「東京」24日付の特報企画や、『サンデー毎日』4月3日号などでもとりあげられました。

 

「質問内容を教えてほしい」と赤旗編集局にも問い合わせが相次いでいます。

 

この記事を見れば明らかなように、赤旗は吉井発言を積極的に伝えず、ネットや他のマスコミが取り上げていた。

 

それを見た国民からの問い合わせが相次いで驚いている姿だけである。(問い合わせ後も、その内容はこれですと積極的に展開していない。)

 

私が、赤旗でこの吉井議員の先見性を取り上げているのを最初に見たのが、赤旗4212面で、「「過酷事故」想定せず増設、吉井氏追及原発政策改めよ」という記事だ。

 

吉井議員の追及に対して海江田万里経産相は「私自身が安全神話を信じ込んでいたことは確か。いまや安全神話は全く失われたわけだから、しっかりした対策を講じなければならない」と述べました。と報道した。

 

この記事に対して私は「意見書3」で「これは吉井議員の追及の成果である。しかしこの記事は2面の左下のベタ記事扱いであった。政府自身が「安全神話は全く失われた」といっているときに「安全優先の原子力政策」で対置する事のばからしさに共産党はなぜ気付かないのか不思議でたまりません。(気がついているからベタ記事扱いだったのかも知れません)」と書いた。

  

さらに2011427日衆議経済産業委員会で、吉井議員は、今回の事故は「地震による受電鉄塔の倒壊で福島第一原発の外部電源が失われ、炉心溶解が引き起こされたと追求しました。」

 

経済産業省原子力安全・保安院の寺坂伸昭院長は、倒壊した受電鉄塔が「津波の及ばない地域にあった」ことを認めました。(赤旗430日・・・この吉井議員の発言はネットでも注目され赤旗の記事は後追いになっている。27日の委員会の記事を30日に報道)

 

この質問趣意書で指摘されていた事態に対処していれば、今回のような事故を防げた可能性があるにも関らず、赤旗はこの事実を積極的に宣伝しなかった。(注3)

 

注3:52日の赤旗1面に「原発からの撤退を決断せよ」志位委員長計画策定も提起という記事が赤旗1面に掲載された。

 

私は、これに対しても「意見書8」で、この主張の立場は評価するが、震災後現在までの方針に誤りがあったことを認めるべきだと主張した。

 

それは4点にわたって指摘しているが、3点目に「なぜ「安全点検」という誤った方針が、前半戦の選挙結果を見た段階で克服できなかったのか、その理由を説明する事。(吉     井議員の優れた国会論戦をなぜ活用できなかったかも)」と指摘しています。

 

これら原発問題での共産党の不可解な動きは、430日付赤旗「原発・エネルギー問題対策委を設置」という記事にもある。

 

共産党内には「原発・エネルギー問題対策委」は既に昔から存在し(?)、その委員長は吉井議員と理解していた。(注4)

 

この430日付けは改組であったのではと思っている。

 

その主要なものは、吉井さんを委員長のまま据え置き、その上に笠井議員を責任者というポストを新たに作り就任させ、吉井さんから笠井議員に首のすげ替えが行われたのではと推測している。(この辺は日本共産党の役職一覧がインターネットからは把握できず、推測でしかない。例えば「原発・エネルギー問題対策委員会」と検索して把握できるのは、責任者が笠井議員、委員長が吉井議員、そして委員に塩川議員と鈴木剛氏(吉井議員の元秘書)、土井誠氏だけだった。)

 

インターネットで「原発・エネルギー問題対策委員 講演会 共産党」と検索すれば、笠井議員の記事が30回出る間に吉井議員の記事は5回しか出ず、塩川議員が1回、鈴木剛氏が1回、土井誠氏が1回という状況だ。

 

別の検索をした時は、吉井議員より鈴木氏のほうが多い例もある。(注5)

 

注4:インターネットで吉井議員を検索すると、プロフィールに「国会議員団原発・エネルギー問題委員長」(2002 1~)と成っている。吉井議員のオフィシャルホームページでも、経歴に、「党原発・エネルギー問題委員長」と記されている。

 

注5:月間学習8月号では、「原発再稼働が危険なこれだけの理由」「国民生活の安全を脅かす野田内閣」という論文を「原発・エネルギー問題対策委員会」という肩書きで「鈴木 剛氏」が執筆している。

        

国会報告のようなこの記事を国会議員であり(上記委員会の委員長である)吉井議員に書かさず、その秘書であった一般には無名の人物に書かせている。(極端なことを言えば、例え鈴木剛氏が書いた論文でも吉井議員の名前を出せば、もっと売れる。それを行わない不思議さを感じる。)

 

さらに55日の赤旗に「原発ゼロの流れに大きな役割 共産党」という記事を載せ、首相との会談内容を報告して入る。

 

この中で、吉井議員の先見性について触れているが、その内容は「津波での原子力の冷却が不能になる事態を指摘」と入ている。

 

何が問題か、政府や東電は、津波は予想外のことであり、これは天災だとして責任逃れを行おうとしている。

 

吉井議員の先見性は、「地震によって鉄塔が崩壊し外部からの電力が供給できない事態にならないか」と質した事であり、今回の事故も地震により鉄塔が倒れ、外部電力の供給がダウンしたところに原因があると指摘している。(427日衆院経済産業委員会)つまり人災だと彼は主張しているのだ。

 

ところが、首相との懇談会で、この議論を持ち出さず、あくまで津波の警鐘を行っていたという時限で留めている。

 

この流れは、IAEAの調査団の報告も、津波災害を過少評価(62日赤旗)にもある。

 

このIAEAの記事には解説があり、「原子力行政の誤り明らかに」と見出しを掲げ、「日本の原発はすべて海に面したところに立地しています。海底で巨大な地震が発生すれば、津波によってすべての電源を失って原子炉が冷却できなくなり、取り返しのつかない事態に至る危険性があることは、早くから多くの人たちが指摘してきました。」という解説を載せている。

  

東京新聞やサンデー毎日が、女性セブンやインターネット等多くの人が吉井議員の先見性を評価している現状で、赤旗はその先見性を認めず、「多くの人たちが指摘してきました」と吉井発言の先見性を認めず、その発言に泥を塗るような行為を行っている。

 

なぜ原発問題で大きな功績のあった吉井議員が退かされ、笠井議員が全ての局面で全面に出ているのか不可思議な気がする。(niftyの新聞記事検索で、「原発・エネルギー問題対策委」で赤旗を検索すると20113月以降で40件出るが、その記事の見出しで笠井議員を載せたものが16件、吉井議員は1件しかない。)

 

ただ吉井議員は、昨年の10月に市田書記局長が発表した次期総選挙の候補者には入っておらず、その理由が「本人の希望」とされており、また体調がその理由とされているので、額面通り受け取れば、中央本部が身体を配慮して第一線から身を引かせているとも思われる。

 

しかし、私は疑い深い人間であり、共産党の原子力政策「安全優先の原子力政策」を出す段階で、何らかの摩擦があったのではと思っている。(あくまで想像であるが。)

 

その根拠は、何故、震災後すぐに、吉井議員の今日までの主張を全面に出した戦いを組織しなかったのか、赤旗より先に一般マスコミが吉井さんの先見性を評価したのに、共産党は、赤旗読者から、その主張はなんですかとの問合せがあったというような全く白々しい態度を取っている。

 

本来ならこの事象を見て、共産党中央と吉井さん何らかの確執があったと言い切れるのだが、今の共産党は全くのピンボケのため、吉井議員の先見性の戦いの意義すら判らなかったことも考えられる。それほどボケている。

 

吉井議員の国会での戦いの延長線上で福島の原発事故を見ていたら、「安全優先の原子力政策」というような無責任な政策は出なかったと思われる。

 

当然政府への責任追及が主要な柱になったであろう。

 

まあ、真実はわからないが、吉井議員が赤旗からほぼ消えたことは事実である。(責任者の笠井議員と委員長の吉井議員の扱いは雲泥の差である。)

 

吉井議員の「委員長」という肩書きに屋上屋を架す形で「責任者」を作り、吉井議員を全く排除した形になっている。これがほんとに吉井議員の身体を思っての配慮なら良いことではあるが真相はわからない???????????。

 

 

追記

 

この記事を書き終わってから、インターネットの検索で、430日付け赤旗の記事を見つけた。

 

「原発・エネルギー問題対策委を設置」という見出しで12名の名前が載っている。

 

そこで奇異なのは、吉井議員は委員長でなく、ヒラの委員であった。(役職は責任者、事務局長だけであり委員長という職はない。)またインターネットの検索で把握できた塩川議員と土井誠氏は委員でなかった。

 

上記記事は、吉井議員が委員長という認識で全て書いていた。

 

この件は不可思議だ。

 

例えば吉井議員のオフィシャルのホームページも「党原発・エネルギー問題委員長」としており、インターネットで見つけた「マーちゃんの数独日記」というブログにも、吉井議員の講演があり、初めて吉井議員が「党原発・エネルギー問題委員長」などの要職にあることを知ったという記事がある。(2011628日)

 

ひょっとしたら、「原発・エネルギー問題対策委員会」(2012429日設置)と「党原発・エネルギー問題対策委員会」(20021月)と2つの組織があるのも知れない。しかし不可思議だ。吉井議員がありもしない役職名(委員長)を語ることはありえないと思っている。

 

もし2つの組織があるとしても、ほぼ同じ名前で、役割が同じ組織を二つ作る共産党の組織論が理解できない。やはり、吉井議員外しの演出にしかすぎないと見てとれる。吉井議員がオフィシャルホームページで、「原発・エネルギー問題対策委員」と書かず、「党原発・エネルギー問題委員長」と書いているのはささやかな抵抗か????。






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最終更新日  2016年03月24日 21時41分35秒
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