ジャンプ派！HUNTER×HUNTER

今週は先週のペイジンから舞台は戻り、宮殿へ。

王はコムギのいた塔に入るも、プフが盤などを排除したあとだったため、
重大な何かを思い出せないという違和感を抱いた。

そんな中、ユピーの口からピトーの名前が出る。
王の頭によぎる記憶の破片。
ピトーに何かを頼んだ。重要な何かを・・・。

「ピトーを呼んで来い」

その間、賊の残党狩りといこう。

王が行くのは危険だと言うプフに絶対的なオーラを見せつけるメルエムさん。

初めてみる王のオーラに危機感を覚え、逃げようと言うナックル。
「俺達だけじゃ無理だ。国家レベルの武力がいる！」

動いた瞬間、メルエムの円が発動。

範囲は・・・みたところ宮殿の4倍近くは遠く届いているようだけど。
ピトーより優秀ってことだよね。

さらに驚くべきことに、その円を感じたナックル達が思考を巡らせる間もなく、
ナックルの背後に王は現れた。
首筋を触ったかと思った瞬間、ナックルは倒れる。（死んだかと思った）
その光景を見たメレオロンも、思考を巡らせる間もなくメルエムによって倒れる。

宮殿に運び込まれる二人。

「あとでふたりから情報を聞き出す。そのあとは好きにせい」

残るは・・・ふたり。



ゴンさんの気になる代償の内容から一転して宮殿に戻ったので不満でしたが、
メルエムの絶対的なパワーを見ることができたので緊張感が増した。

王の力を前に、国家レベルの武力がいるというナックルの判断が気になります。
だって・・・国家レベルの武力ならなんとかなるの？？？？って思ってしまうから。
まーバラ爆弾を数発撃ちこんだら今度こそイケルような気はしないではないけど。

それに、先週までに「ゴンさんなら王を倒せる」という考え方を持っていた方たちは、
今週どう思ったでしょう。

一瞬で動けるっていうところは一緒ですよね。
あとはオーラの絶対量。
ゴンのジャジャンケンのグーと、メルエムのユピーゆずりのオーラ砲ではどっちが多いのだろう・・・。

どっちが強いのかゴンとメルエムで闘ってほしい・・・。

しかしたぶんゴンの制約には「ピトーに対して使う」というのが入っている可能性が高いし。
それにカイトをひどい目に遭わせたという個人的な怒りを溜めこんだ上での発動なので、
初見の王に対してはそこまで威力を発揮できないのかもしれません。


来週も宮殿でしょうな。
王が残りのイカルゴとパームに対して動くかどうかというのがポイント。
プフは自分が探しに行くと言いだしそうな予感。
王に動かれたらパーム＆コムギを発見されてしまうから。

おそらくプフの細かい分身はまだパームを追っているだろうから、
「メルエム様、そのうちのひとりは分身の視界に入っていますので、私が捕えてきます」
と言うとか。

パームと対峙するプフ。
パーム「それ以上近づいたらこの子の命は無い。ピトーは約束を破ったし、こちらも守る必要はない」
との言葉にニヤリとするプフ。
こいつに殺してもらおうか。
プフ「やめなさい。王の力をご覧になったでしょう。さぁ、おとなしくその子を引き渡すのです」

近づくプフ。パームは・・・殺しちゃう！？

遅かれ早かれメルエムはコムギを見ることになるでしょう。
そのあとどうなるかがやっぱり蟻編の一番のポイントかと。

個人的に気になっているのは、
王が記憶をなくす前、ゴン達が突入する直前に、メルエムは選抜される群衆を目の前に
「これが余に与えられた天命ならば、退屈と断ずるに些かの躊躇も持たぬ！！」
と考えていたことである。

つまり、自身は今週の通り、絶対的な強さを誇るのに、
なぜ下劣な部下を大勢抱えて指揮していかなければならないのかと考えているんじゃないかということ。

まぁ、もちろんネテロと対峙したときに、蟻と人間の共存を提案していることから、
人類を制圧するという野望は健在しているのかもしれないが。

コムギを見て、王がどうなるのか。

それを読むのが楽しみだ。

まさかペイジンから王を倒しにキルアさんがやってくるなんてことはないよね？ｗ

310話までに蟻編が解決すると確信していた予想だったけど、
どうやら全然だったみたいだ（笑）