カテゴリ:29巻相当
今週の動き
王の探索を止めるため、プフが提案をする。 「護衛軍がピトーを探すのと、王が残りの二人の賊を探すのとどちらが早いか勝負」 ルールとしては、王が行動を開始するのは、プフが催眠のかかっていない人民にリンプンを散布し終え、それを王に報告してから。 王が円を使えるのは1回のみ。 王・メルエムはその案に乗る。 しかし、条件を下した。 もし、プフとユピーがピトーを探すほうが早かった場合、望むものをひとつやる。 ただし、王が賊を見つけるのが早かった場合はプフとユピーが抱える秘密を話すこと。 おまえらが隠しごとをしているのはお見通しだ。 しかし、それも自分への忠義あればこそだということも理解していると。 その言葉に胸キュンなプフとユピー。 腹黒いプフもその心に打たれ、リンプン散布に時間はかけるようなこすいことはせず、 全力で終わらせて王をスタートさせることを誓う。 一方。 王の念と、円を味わいパニック状態のパームとイカルゴは 各々が別の目的で地下への入り口に偶然居合わせた。 パームはメルエムの円は地下まで届かないからなんとかなるだろうということ。 イカルゴはコムギが最終的な好材料になるため、入口がひとつしかない地下へ避難すること。 地下にいるのはパーム、イカルゴ、コムギだけではなく、ビゼフの秘書の4人の人間と、ウェルフィン、眠ったままのブロウーダ。 イカルゴはウェルフィンに、地上のプフ、ユピーあるいは王メルエムに地下にコムギがいることを伝えてほしいと頼む。 決めかねているウェルフィンに向けて、イカルゴは蟻になるまえの名前を告げる。 「ザイカハル。俺は自分の名前は忘れたけど、俺たちは仲間だった」 蟻たちはNGLの敵だろ? この言葉にしびれたのか、地上へ向けて動き出すウェルフィン。 勝負の言葉に頭痛のする王、メルエム・・・。 感想 王を邪魔しようとするプフに対して、 思いやりとも感じられるメルエムの寛容さは、 主としてかなり魅力的。 敵なのに、単なる悪には見えないところが恐ろしい。 このある種鬼ごっこのようなレースが蟻の間で始まったのに対し、 その間にイカルゴが取引を思いつき、しかもそれには罠があるという新展開。 さすがにパワーでは勝てないこの戦だが、 果たして自ら袋のねずみになってしまったイカルゴ達に行える取引というのは一体なんだろうか。 なーんつって! ビゼフ&除念蟻(名前なんだ~?)&その部下が地下の財宝目指して行進している。 しかもビゼフは「逃げ切ってみせる!」と言っている。 つまり! 地下は行き止まりではないのである! これが伏線として後々効いてくることは間違いないだろう。 そして、たった1コマではあるが、キルアとゴンが描写されている。 キルアが背負っているゴンのサイズからして、元の大きさには戻っているようだ。 ということは、あの成長は一時的なもので、成長したままの姿で今後もいるわけではなさそうだ。 もちろん、サイズは元のゴンで、恐ろしく老けていたりする可能性はあるだろうが。 予想 イカルゴの取引の内容がものすごく気になるところ。 最優先はナックルとメレオロンの命だろう。 コムギとの交換を持ちかけるだろうが・・・。 その方法とはいかに。 ウェルフィンが計画通り王に賊が地下にいることを伝えてしまった場合、 王が自ら地下へ行ってもなんの問題もないように思える。 王が地下へ来たらコムギを殺す覚悟があるのか、 それとも王が来てもいい準備があるのか、 王が来るはずもないという確信があるのか。 眠っているブロウーダが実はもう死んでいて、 イカルゴがブロウになりすますというのも考えたけど、 ウェルフィンを監視しようと能力を使おうとしたパームを制したイカルゴがいることから、 「ウェルフィンと行動を共にするわけではないが、ウェルフィンを信用してもいい」 ということがわかる。 王ならぬ、王子ならばこういう場合、まず大量に○○○(ピー)を用意して・・・ ということになるだろうが。。。 王があと1回円を使うということだが、 散布が終了するころに宮殿周辺にいそうなのは、ゴン&キルア。 王のすさまじいオーラをまだわかっていない二人(ゴンは気絶してるだろうから、キルアだけか)。 おそらく円を感じた瞬間にナックル達のようにパニック→背後に王のパターンになるだろう。 ナックル達と違うのは、相手がキルアだということ。 疾風迅雷。 あらかじめプログラムしておいた行動を自動的にする能力。 意識は王に気づかなくとも、近づいた王のオーラに反応して素早く逃げることができるだろう。 その後は電光石火も合わさって相手の攻撃をしのぐことができそうだ。 自分の動きより速いことに驚きながらもゴン&キルアに対峙する王。 右腕を失ったゴンを見て再び頭痛。 腕が・・・ 腕を・・・ われも・・・ せめてここの予想だけでも当たればいいな(笑) ぜんっぜん予想のつかないこの展開。 来週も待ち遠しいけども、 実は来週で310話目。 29巻分が終了し、区切りがいい。 また長期休載に向かうことも十分に考えられるのである。 しかし個人的には、これまでの長期休載で、今回の新記録連載記録の事実から、 すでに頭の中では完結しているのではないかと期待しているw そしてバクマンから感じるジャンプの編集部の空気をそのまま受けるならば、 冨樫先生の連載態度はプロとしてはありえないということで、 蟻編で終了・・・な~んてことも覚悟しておかないといけないかもしれない! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.24 16:18:38
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