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カテゴリ:経営・仕事
いつも応援していただき、ありがとうございます。 11月7日の日経新聞の「経営の視点」で興味深い記事がありました。 iPhone4Sは音声認識技術を搭載していますが、 その技術は非常に未熟だというのです。 さらに、その未熟な状態でリリースしたことに意義があるそうです。 というのも、アップルはその当時、パソコン分野を切り拓いてきましたが、 マイクロソフトの台頭とともに、パソコンがコモディティ化してしまい、 価格競争に陥り、思うように販売を伸ばせなかった。 iPhoneも今は調子がいいですが、それはスマートフォン分野を 新たに切り拓いたからです。すでにアンドロイド陣営が肉薄してきており 先行者メリットは少なくなりつつある状況です。 パソコンと同じ道を歩んでは企業としてまずいということで、 あえて未熟な音声技術を搭載。 コモディティ化を防ぎ、新たな分野の商品であることを認知したいそうです。 企業戦略のおもしろい一面を垣間見たような気がします。 あなたは、コモディティ化で勝負しますか?それともその前に勝負をしますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 8, 2011 12:02:29 AM
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