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カテゴリ:おススメ
拙宅のブログで人気コンテンツとなったこのカテゴリ。 新たに読み始めたものだったり、そういえば紹介していなかったな、なタイトル4作です。 「屋根裏部屋の皇女様」 復讐ものかな。 神の力にて繁栄していたトランプ帝国。だが、現皇帝の代にて、国はかつてないほどの干ばつと飢饉に襲われた。神の力が薄れたのかと神殿に祈祷したりと様々な方法を試したが、状況は悪くなるばかり。 そんな中、産まれたのがジプシーの血を引く皇女・オセリア。しかし、雨が降らないのは皇女の母である皇帝の愛妾のせいとされ、謂れの無い罪で処刑された。そしてオセリアも皇宮の屋根裏部屋に幽閉されてしまったのだった。 あれから十数年経つも帝国にはかつての栄華は無く、飢えにより国民の40%を失った。 元凶を処刑すれば雨が降るのではなかったのか。追い詰められた上層部は生き残りのために水資源が豊かなジャルディン王国と繋がりを持つため、貢物としてオセリアを献上するが、彼女こそ「神に選ばれし子」であり、水の精霊・アクアを従える者であった。 なんのことはない、前の干ばつも前代の「神に選ばれし子」が関与していて、オセリアの母は無関係だったのです。おまけに、次代の水の力を持つ皇女を幽閉してたせいで帝国は自ら墓穴を掘っていたのでした。アホしかいないのかこの国。 オセリアは母への仕打ちと自分を虐げた者たちへの復讐のため、帝国を亡ぼすことを決意 そして、ジャルディン王国に送られてしまったことで、神の力は完全に帝国から離れてしまい、これからどうするんでしょうね、あの人たち。 一方オセリアは、ジャルディン王の妾でなく、騎士のフェデリウスに下賜され、彼の家で厚遇され穏やかに暮らしている状況です。現在69話まで公開中。 はよ、帝国に痛い目を見せて欲しい。 「あなたの心がわかるように」 ファンタジーものです。 庶子として産まれ、事業に成功して財を成すも蔑まれ続けていたウィンター・ブルーミング。その頃、この国は国王の失策にてとんでもない財政難に陥っていた。王家は国一番の富豪であるウィンターに爵位授与をするから王家の借金の肩代わりしてほしいと要請。王女・バイオレットも降嫁させるとのことで彼は条件を飲んだ。ウィンターにとっても財産のほとんどを使う高い買い物であったが、爵位と妻に王女を迎えられるならと内心喜んでいた。 だが、結婚式当日になり王子は王室の解体を宣言。バイオレットの価値は無くなり、爵位も授与できなくなってしまった。この出来事にウィンターとその身内は大激怒。 一先ず、王家に払わされた莫大な資産を補填するため、ウィンターは八方手を尽くした。数か月後、なんとか立て直しには成功したものの、その間、バイオレットがウィンターの父母たちにどういう扱いを受けていたのか知らずにいたのだった。頼れる者も無いバイオレットは壮絶ないじめを受け、蔑まれ続けた彼女は3年後ついに耐えかねて自殺を図る。しかし、どうしたわけかバイオレットとウィンターの精神が入れ替わってしまい・・・。 すれ違い夫婦が精神の入れ替わりによって、お互いの本心を知る、と言った内容です。 両想いなだけに事情が判れば仲直りも早いかと思いきや、バイオレットの心の傷は根深く、二人の仲は拗れて行くばかり。もう、両家の両親がどっちも本当にクズで、拗れの原因はほぼこいつらのせいっていう。 最期は何だかんだと元鞘に戻りそうだけど、現状の展開が結構キツイ。 でもお話自体は凄く面白いのでおススメです。連載して長いのにまだコミックス化はされていません。 「余命わずかな脇役令嬢」 どちらかといえばザマァ系? 病弱な妹に、将来有望で優秀な兄、4人兄妹の2番目に産まれたヒロインは、虐げられてこそいなかったが、何でも後回しにされがちだった。そんな彼女は我慢し続けた結果、家族に期待することを止めた。ヒロインの唯一の楽しみは絵を描くこと。その出来栄えは素晴らしく時には描いた生き物が絵を離れ動き出すほど。だが、その類まれな才能を持つがゆえに彼女は「芸術病」という難病を患う。名前の通りに芸術面に優れた才能を持つ者のみが発症し、症状は様々。診察の結果、ヒロインは重症で余命は1年。治療法は無く、死を待つばかり。家族に打ち明けたとて多少悲しむ程度だろう。 こんな家で最期を迎えたくない。病気を隠したまま、ヒロインは北部に住む婚約者の元を尋ねる。 そこで余生を終えようとするヒロインは果たしてどう生きていくのか、な感じの展開ですが、もう手の打ちようが無いと断言されてるだけに最後は悲恋で終わりそうな気が(^_^;)(勿論婚約者との) ヒロインの家族も決して悪人ではないんですよ、ただ、彼女に対して興味が薄いだけで。でも、早々に彼女に絆された婚約者がこの家族に対して怒り心頭なので、どうやってヒロインの実家を追い込んでいくのやら。 なんか最後は号泣しそうな予感。 あと、前述の「屋根裏部屋の皇女様」とは同じ原作者だそうで。 「消える私に夫の愛はいりません」 昨日投稿した記事にもタイトルだけは記載しましたね。 編乃肌さん原作のお話です。 「未来を読む力」持つ子爵令嬢・ルナテア。家族の請うままに力を使い続けた彼女はある日、左目の違和感に気付く。この力は使うたびに五感に影響を及ぼし、やがて手足も動かなくなるという高リスクがあったのだ。同じ力を持つ親族の日記で真実を知ったルナテアは愕然。今となっては日に何度も彼女の未来視に頼るこの家族の元にいては、待っているのは破滅のみ。 考えた末にルナテアは優秀ながらなにかと悪評の多い侯爵・ノクスが花嫁を求めていると聞き、一か八かの賭けに出た。どうやら、ノクス側も複雑な事情があるらしい。そこに付け込み、この力で必要な未来を1日1回視るので、自分と契約結婚して欲しいと。彼女の力が本物だと確かめたノクスはその条件を飲み、ルナテアを屋敷に住まわせた。一緒に過ごすうちに彼女に興味を持ち始めた彼だったが、リスクがあることを知り、以降力を無理強いすることは無かった。だが、ルナテアの症状は日に日に悪化。今はもう耳も遠くなり、味覚迄失いかけている。 実はノクスは友人でもある皇太子からの依頼で、ある薬草を探しており、本来はルナテアに協力してもらうつもりであった。だが、その薬草はどんな症状も直す力があると言う。見つかればルナテアも治せるのではと考えたノクスは・・・。という内容です。 「余命僅か~」と若干似ている内容ですが(ヒロインが異能持ちで進行形の病があるとか)、こちらの場合、ヒロインの実家の面々がヤバイ。これこそ本当にどうザマァされるのかワクワクする。 おまけに、こちらはどう見てもハッピーエンドになりそうな分、希望が持てます。 せっかくなので、原作をノベルス化して欲しいお話。 4作品どれも面白くて展開が気になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.21 12:50:08
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