なりゆき散策日記

  昨年の年末から　今年のはじめにかけて　世間を騒がした　バラバラ殺人。二つありました。

一つ目は　妻による夫の殺人。
どこから美人妻で　主婦とは表現されないという境界線が　絶対に美人と呼ばれないであろう私には　疑問でしたわ。セレブのラインもどこから？セレブって　ちがうのではないの？

　殺したいほど　愛しているから？離婚をされてから　誰かと新生活を　されるのがくやしい？あのテレビで熱心にやっていたときに　被害者のご主人と歌織被告の共通の友人という男性が何度もテレビにでていた。　顔や声は　隠していたけれど。
「こんな人と友人なんて　人をみる目がない」
と感じました。歌織被告との電話のやりとりを録音しておいて　番組で流す。金銭的なやりとりが　報道各社とあったかしらないけれど。カオリンと呼んで親しげだけど　本当は　そうでもない親身になっていない関係。男のおしゃべりは　個人的には　信用できないと思います。自分だけの胸のうちにとどめてほしいというのが　私の気持ち。歌織被告は　心を許せる人間が周囲にいなかったのではないかしら？

　もうひとつは　歯科医の家族におこった残虐な家庭での殺人。加害者の次男は　歯科医になる目標をかえてもよかったのに　受験で成績が伸びないことも原因だったのか？被害者の長女も　アイドルが目標だった。だれでもなれない競争率の高い世界だと思う。歯科医が無理なら　歯科助手でも衛生士でも技工士でもいいのに。家業が歯科医だからとどこかで　使命感があったのだろうか？努力は必要でも　現実をみきわめる冷静さも必要かと考えます。夢があっても叶うとは　かぎらない。努力したことは　無駄には　ならないが　結果に結びつくとは　限らない。夢があるから　えらいとか上位と思うのは　単純に勝ち組、負け組みと区分けする時代の風潮のせいもあるのかも。人に評価されるよりも　自分に自信をもって生きていられれば殺人という道にはまらなかったかもしれない。

　この二つの事件は　渋谷区でおこりました。会社に出入りしている金融機関の男性が　すまいの近くで　夫殺しの遺体がみつかり大変だったといっていました。最近　娘の塾の送迎で　代々木駅周辺や小田急線の踏み切りを通るので　このふたつの事件の被害者と加害者とも　このまちですれちがったりしていたかもしれないと思いました。

　どんな気持ちで寝顔をみせる間柄の人間をバラバラにしたのか　理解できません.