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なりゆき散策日記

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2009/08/25
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カテゴリ:ドラマ
やっと昭和版、田宮二郎主演の「白い巨塔」を見終わりました。
これ放映当時は まじめにみてなくて後半をみて衝撃的に記憶してます。

<中古ビデオ>山崎豊子白い巨塔 全11巻田宮二郎/島田陽子/太地喜和子


長かった~レンタルでなかなか続けてこない。
31話もある。DVDで9枚。途中に映画のナイロビの蜂やERがきてしまい
完結しないのよね。なかなか今日見て明日返却ということはしないから
先にすすまないのよ。

 この疲労感は平成版では感じないわ。

 平成版の唐沢さんもがんばっていたけど気になるところがあって
昭和版が好きだ。

 気になるところ

「財前クン」と里見さんがいうのが平成版では「ざいぜん」と呼び捨て。
里見さんの紳士的なイメージがうすらぐ。たいしたことではないけど抵抗があった。
いくら同級生で現代にあわせているとなっても 以前に昭和版をみてしまうと
かなりこの呼び捨てに ドラマの影響も考えるとイヤなんだよね。

 田宮二郎さんと被告側の弁護士を演じた児玉清さんは学習院大学の同級生でとても
裁判シーンでは白熱した議論があって緊迫したものが平成版では物足りない。
ちなみに財前は唐沢寿明さん、弁護士は 上川隆也さんが演じた。どうみても
唐沢さんの方が年齢的に上のイメージが払しょくできない。

 里見さんは小柄でとても穏やかで無医村のがん検診にいって
老婆に何度も検査をすすめて熱心な医師というシーンが平成版では
放映回数が少ないせいか里見の仕事ぶりがうすい。あまり丁寧に里見の
日常の大学での研究活動が描かれていないと思う。財前の愛人のことも
へらしてでもいいから対比する二人をもっと撮ればと思った。
また個人的には里見の方が小柄というのが平成版では逆転している。
平成版の里見は江口洋介さんが演じている。

唐沢寿明主演!白い巨塔 DVD-BOX 第一部&第二部セット
 昭和版のいいところ。好きなシーン。

私は財前が故郷にのこした母親(黒川きぬ)のからみのシーンが好き。
財前が母に仕送りをしようと現金書留にお札をいれるところもお札の向きを直したり
万年筆で手紙をサラサラとかく。このときの表情が唯一優しげで人間らしい。

財前は婿養子になってとても母を大事には思うけど同居など表だってできない立場を
親子で認識していて遠慮しているけどお互いを思う気持ちが痛々しい。

 突然病院に面会にやってきた母をどこかにつれていきたいけどと自分の自由がきかないから
愛人のケイコを紹介して関西のどこかを案内してと頼むシーン。もちろん
母には関係までは はっきりいわない。

 財前の母親の体調がわるくて岡山にいくというケイコにお金をわたしながら
ケイコに「紹介状かいてよ」といわれると 「そうだね」と素直に便せんにむかうシーン。
素直な笑顔がとても自然でこのドラマにはなかなかないシーンだからこそ印象的でした。

 やはり最終回の田宮さんの入院シーンがなんともいえない。

最終回の放映前に自殺されただけに視聴率はすごかったと聞く。
遺作にふさわしい作品で、解剖にむかうストレッチャーにのる遺体シーンまで
田宮さんが演じたというから財前が乗り移ったかのごとくのめりこんで
真剣なシーンの連続。眼力に迫力があってすばらしい。三日間絶食したそうだ。
遺書として里見に渡す手紙があるけれど田宮さんが直筆で作成したそうだ。

 いま40代の俳優で企画からかかわって制作に力をいれている
俳優さんといったら本木雅弘さんあたりしか浮かばないけれど
当時の田宮さんは 主演もして作品に深くかかわっていたんですよね。

 今から30年前のこと。信じられる?生きて活動されていたら
もっと作品もあって名優になっていたでしょうね。

 平成版もがんばってはいたけど 重みがちがうという感想。
田宮さんをみていると命をかけて代表作にしようという意気込みが伝わります。

みなさんはどうでしたか?どちらが好きですか?
片方しかみていない方は、見比べるのもおもしろいと思います。

こんな大人のドラマがみたいです。重厚でたくさんの俳優さんもでて
セットにもお金がかっていて ワンクールにこだわらないドラマ。
今の日本では無理なのかしら…。

 秋には山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」の映画公開と
ドラマでは唐沢さんの「不毛地帯」がはじまるそうです。

 リメークでそのうちハリウッドで映画化したりして…。

今回参考にしたものは 僕たちの好きな『白い巨塔』

           ウィキペディア 田宮二郎

以前にかいた田宮さんへの追想





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Last updated  2009/08/26 06:38:47 PM
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