築古マンションに後付けでオートロック導入③システム概要
いつも、感謝、感謝です。イダケンです。これまで2回に分けて、導入検討までの道筋をご説明してきました。今回は総会で具体的に提案した後付けオートロックシステムとはどのようなものかをご紹介していきました。電話回線を用いたオートロックシステムの構成はこんな感じになります。通常の子機を各戸に設置するシステムだと、住戸分設備が必要なため高額になります。親機に電話がつながっており、子機の替わりに各戸が所有の電話(固定電話、携帯電話どちらでもOK)で通話及び開錠するというものです。音声だけではなく静止画も対応可能とのことです。あまり聞いたことがないシステムで大丈夫かいな?と不安に感じられる方もいるのではないでしょうか?実は、このシステムは私が理事長を務めているマンションで導入済みで、もうすぐ導入から10年近くになりますが、部品交換等の有償不具合が生じたこともなく、問題なく使用ができています。扉を開錠するためにはどうするか、下図でご説明します。カードキーは財布に入れていれば外出中忘れることはありません。ゴミ置場と通用扉も、ロックを交換し、カードキー対応としました。今まで一回一回暗証番号で開錠していたところ、カードキー一枚で出入りが可能になりました。導入により資産価値が向上するとともに、防犯性が向上し、居住者の安全につながります。管理費支出と長期修繕計画を見直すことにより、各戸の負担増なしに、大きなメリットを得ることができました。お役に立つことができてうれしい気持ちでいっぱいです。ブログをお読みいただき有難うございます。皆様に良いことだがありますようにお祈りしています。