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カテゴリ:出会い
今日は天気が良いので、王子を連れて、新宿御苑に行くことにした。
四谷文化センターに近づくと、大型バスがたくさん走り、人がいっぱいいて。近くのコンビニは、花見客を狙って、店の前でビールを販売している。 信号を待っていると、団体旅行客がやってきた。しかも、外国人観光客ではなく、日本人観光客だ。都心のこんなに便利なところなのに、団体旅行で来るというのは、どこか地方からやってきたのではないかと思ったが。地方から来ているという感じが薄い。 門に近づくと、とにかく、人、人、人。 普段なら、すっと買える入場券も。何列もの長蛇の列になっている。 王子を連れてこの列に並ぶのはきついので。入場を断念する。 左側を見ると、団体入り口といのがある。先ほどの団体旅行客は、その団体入り口を使って、そのまま入場していったのだ。 なるほど、団体旅行をすると、並ばずに入場出来るというメリットがあるのだ。 並んでまで入場したくないのは、私たちと同じだ。 私たちや、団体客以外にも、並んでまで入場したくない人はどうしていたかというと。入り口近くの芝生で、ピクニック気分を味わっていた人も多かった。 そんなことで、新宿御苑を断念し。 そのまま、新宿方面に歩く。 ふと、ある細長いビルの窓を見ると。 アーティストが経営しているカレー屋さんの窓が開いていた。 このカレー屋さんは、結婚パーティの時の料理を作ってくれたお店でもある。 だから、王子が生まれたという報告がてらに行くことにした。 ビルの3階に上がり、お店に行くと、カレー屋さんは開いていた。 お店は、相変わらず、狭くて、いろんなものがあるが、気持ちの良い空間だ。 以前と、大きく違うのは、以前別のブログで紹介した、パレスチナのビールのポスターが貼られていたということだ。 で、よくよく聞くと、どうも以前からの知り合いだったらしい。世間は狭い。 さらに、いろいろ話していると。私の映画の話しになった。 どうも、上映会のゲストとして来て頂いたシバレイ氏のホームページで偶然知ったのだそうだ。これまた、世間が狭い。 そういや、シバレイ氏は、我が家の近くに住んでいて、しかも、数週間違いで、王子と同級生の赤ちゃんが生まれたので。お互い、このまま、住み続けると、同じ学校に通う可能性がある。これまた、世間が狭い。 いつもながらの、美味しいカレーを頂く。 ここの店のカレーは、よくカレー屋が食べに来るカレーなぐらい美味しいのだ。これと、パレスチナのビールもよく合う。 さて、満腹となったところで。 ビルの下に降りると、新宿御苑から出てくる、人、人、人だ。 そんな人だらけの中で、ベビーカーを慣れない手つきで、開こうとしていると。そこを通る女性たちが、王子を見て。「かわいい」とか言って騒いでいる。 ベビーカーを広げて、ふと見ると。ビルの1階のタイ屋台料理屋さんの前で、赤ちゃんを連れた家族が食事をしていた。 カレーを食べている時。どこからか、赤ちゃんの声が聞こえていると思ったら。ここから聞こえていたのだ。 店のご主人と思われる方が、王子の方をちらちらと見ているので。あらためて、そのグループをよくみると。うちと、同じベビースリングをしているではないですか。 面白そうなので、声をかけてみた。 王子は、いきなり人気者に。 そして、よくよく話しを聞くと、そこの王子は、うちの王子と同じ産院で、2ヶ月早く生まれていた事が判明。 しかも、家がそんなに遠くないことも判明。 これまた、世間が狭くなってきた。 さて、同じベビースリングをしていたという事で、当然ベビースリングの話しとなった。 ベビースリングとは、袋状のたわゆる抱っこ紐の部類の商品だ。 どうも、ベビースリングをしていると、赤ちゃんの背筋と腹筋が鍛えられるらしいのだ。 そういや、2週間ほど前から、王子は、いきなり、イナバウアーをするようになった。これは、おそらく背筋が鍛えられたからだろう。そして、最近は、イナバウアーからの復帰もスムーズになってきた。これは、腹筋が鍛えられたからであろう。 そんなことで、ベビースリングで出かけるようになってから、うちの王子がイナバウアーをするようになったという話しをすると。2ヶ月年上の王子もイナバウアーをするという事が判明した。 同じ、自然出産の産院で。出産前に、3時間、4時間歩きなさいという指導をされ、首が強く生まれた王子たちだからこそ。ベビースリングをしてから、イナバウアーをするようになったのかもしれない。 だから、他の赤ちゃんも、ベビースリングをしたら、必ずしも、イナバウアーをするようになるとは限らないと思われる。 そして、この二人の王子は、ともに、首の座りが早い。 そんなことで、いろんな話しをしていくうちに、SNSより確実に、ソーシャルネットワーキングが出来てくる感じがした。 とにかく、世間はせまい。 それと同時に、新宿という都会の中だからこその、濃い人間関係があるのかという事を実感した。 こうして、わたしも新宿の人になっていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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