上海ライダー

2005年10月末、ある人の送別会で宮本さんと出会う。
11月中旬、中国のバイク売買専門のサイトで、
武漢（上海から電車で約13時間）と言う街でＳＲ５００を見つける。





宮本さんに報告後、1週間とちょっとで上海到着。

到着後、森岡自動車に即入院。




修理、カスタムなど、半年の時間をかけました。
パーツを日本から持ってきたり、上海でワンオフ制作したりと、
半年間、このＳＲ５００には、手間と愛情をかけまして、
2006年4月21日、満を持して仮納車。




なぜ仮納車かと言うと、
まずタイヤが間に合わせのタイヤを履いている、
それから、メーターやミラーなどちょっとした部分がまだ完成してないんです。
それらのパーツは、ゴールデンウィーク、日本に帰る宮本さんが、
日本から持って帰ってくる事になっているので、
そのパーツを組み付ければ、晴れて完成。っとなるのです。








一流のコダワリ（宮本さん）と一流の技術（森岡さん）が織り成した、
世界にたった１台のスペシャルなＳＲ５００。
ここ中国は上海で、こんなに手のかかっているバイクは他には有りません。

正直、日本じゃこんな事、幾らでも出来てしまいます。
でもここ上海では、まず無理だと考えるのが普通でしょう。
しかし、上海（外国）に居たって、趣味を諦めたりなんかしない。
前例、環境が無いのなら、作ってしまえば良い。

このＳＲ５００の完成は、上海在住の日本人にとって、
大きな１歩になることでしょう。
バイク好きだけに限らず、色んな趣味を諦めている全ての人たちに、
希望を与えられる、そんなスペシャルバイク。

それがこの、ＳＲ５００（改）in上海です。



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