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IGLOO DIARY

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2005年07月09日
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10:30、秋庭さんに叩き起こされる。コーヒーで一息つき、タクシーであけぼの開明舎へ。秋庭さんはメドルを開けに行く。今日は公園ではなく1Fの放送室で練習できることになり、昨日の音楽室の楽器を移動。昨日よりもやや狭い。工藤さんがサロンでスコアを用意し、出来次第順次練習するという段取りとなる。全く聴いたことのない新曲「sheep are seeing me」の強烈な感じで盛り上がる。羊の図解つき、工藤さんの身体を張った説明あり。「a mere form」はその場で歌詞を教えてもらう。様々な日付けのメロディーを組み合わせた「ぶどうの丘」集、予習していた「はと」「one that is missing here」「different daylight」、昨日失敗した「misaki」とその続編「above gobi desert」の念入りな練習、復活を祝う超絶ギター入り「do not marvel at this」、工藤・長谷川・小林のリコーダー・トリオによる「a tree without branches」など、新曲はどれも新鮮な感動がある。「花づくし」の続きとして書かれた「hold fast to」は保留となる。練習の終盤にはポルトガル・セットで演奏されたspace land系の小品が次々に追加され、非常に慌てる。工藤さんが僕のスコアを使うので横から見て楽譜を追うのでいっぱいいっぱいになる。「南予」「留置場」「昭和傘」「貧血」「蝶」「石庭」「小さ中庭」「花の茎」「マメ科のデザイン」「9.11」「永続する入口」「lightning」「入道雲・雷・朝」...全部知っている曲だが、実際に演ったことはなく、細かい機微やリアリティを短時間で追求しようと思うと、全部難しく感じる。日頃から鍛えていないツケがこういう時に回ってくるんだなあ、と今更後悔しても遅いのだった。合間にサロンで幾郎さんに取材したりする。ひとまず練習を終え、工藤さんと灰野さんが打ち合わせをしている間に小林君、贄田さん、長谷川さんと車で出て、近くで当てずっぽうで入ったラーメン屋「天山」で味噌ラーメン食す。ごくごく普通の平均的な味でがっかりする。ナツに電話し近況を伝え合う。18:30頃からサウンドチェック。音のバランスを取るため、マイクとの距離を計ったりする。サウンドチェックを終えて一旦会場を出ると、山田さんの姿が。お土産に東京堂の水出しコーヒーを頂く。これうまいんだよなあ。一番手はマヘル。最初の方で来た拍手に対して工藤さんが「拍手なんか要らないよ」と言ったせいか、それ以降本当にほとんど拍手が無く若干焦る。確かに、そう言われると拍手しづらくなるかもなあ。演奏は1曲1曲が必死だった。マヘルはいつも必死だが、こんなに必死になったのはライブビート以来かもしれない。新曲は何とかいけたが、旧曲になると途端にダメになるのはなぜだろう。昨夜と同様、がっくりと項垂れて終了する。楽器をひとまず舞台裏に置いて、客席に座って灰野さんのソロを鑑賞。たまたま座った所が山田さんと小林君の間だった。灰野さんは場所のせいもあるのか、必要最低限のセットで、シンプルなエレキギター弾き語り。おかげで細やかな指使いや、声の繊細さがまんべんなく堪能できた。リズムの感覚は、改めてとんでもないものがある。続いて工藤さんが象さんを提げて登場。最初の象さんスライド奏法から思わずニヤけてしまうほど良かった。ハンドマイクの工藤さんが灰野さんの肩に背後から手をかけてボイスをやった場面は衝撃的であった。いい声だなあ。今度はこれを金子さんで試して欲しい、と思ったりする。終盤の、工藤さんのヤケクソみたいな全テクニック導入ギター+灰野さんのハモニカの組み合わせは、去年観て最高に面白かったウルガの向井さんとのデュオを思い起こさせた。終演後、すっかり気分が良くなりサロンでの打ち上げとなる。人数が多いのであちこちのテーブルに分かれたが、灰野さんは「僕、全員と乾杯する」と言って自ら歩き回り全員乾杯を遂行するが、乾杯嫌いの工藤さんがそっと隠れるのをわたしは見逃さなかった。秋庭さん、ガム彦さん、ゼロ地帯さん(昨日は気付かなかったが2日間のPAだったことが発覚)、長谷川さん、小林君、贄田さんらと歓談。合間にナツに電話。面白かった事など報告。0:00に全て撤収となり、Ara-Oraの人の経営する飲み屋「パイネポー」に工藤さんたちが移動すると、飲み足りない秋庭さんに誘われ、僕らも寄ることにして、尾崎さんに案内してもらう。パイネポーは一等地のビルの中にあり、席数の少ないアットホームな感じの店だった。お通しが大量に出てきて驚いたが、ドライカレーは不思議な酸味のある味で、非常にうまかった。中崎さんの作るスリランカ・カレーにやや似ているが、木の実っぽい香ばしさを含む点が少し違う。味への探究心から、調子に乗ってその辺にある酒を全て、少しずつ舐める。秋庭さんが呑んでいた芋焼酎が一番難解な味だった。これが芋の味だろうか。灰野さんの語る昔の工藤さんの喫茶店の逸話で笑う。秋庭さんとパイネポーを出て、コンビニに寄って「ジンギスカン・キャラメル」なる奇怪なものを購入し、タクシーで秋庭邸へ戻る。お互いに嫌な予感はしたが、今日も積もる話がとどまることなく、やはり朝の6:00就寝という結果に終わる。





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最終更新日  2005年07月16日 10時59分21秒


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