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IGLOO DIARY

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2005年10月09日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
哲雄さんの「もう8時ですよ」という声で起床。ダイニングで死んでいる関さんにお礼を言い、生きているモモさんに玄関口でお礼を言って関邸を出る。ムサコ駅近辺で山路さんを拾い、続いて阿佐ヶ谷駅前で朝倉さんを拾って一路茗荷谷へ。うまい具合に9:30頃小石川図書館に到着。目に眩しいグリーンの服を着た杉本さんに迎えられる。雨のなか、皆で一斉に機材を搬入。図書館の前で佳津子さんと再会を歓びあう。芳仲さんに挨拶すると、「今日は小柳さんも来ますよ」と言われる。慌ただしく配置を決め、機材や楽器をセッティングする。マイクの振り分けに苦心。思ったより時間が早く過ぎるので焦りつつリハを切り上げて、佳津子さんを迎えた「かものはし」の録音に着手。1テイク録音したところでプレイバックしてみると、電子音みたいなノイズが聴こえる。バランスを調整して再度録音。これは演奏もバランスもうまくいったが、やはりノイズが聴こえる。これが再生ヘッドの汚れからくるものなのか、録音されているノイズなのかを確かめる時間は無いので、ここで作業を切り上げる。uran a gelのリハの間、会議室で佳津子さんの「上野駅」「お母さん」の歌の確認をしたりする。パキスタン地震の話。12:00過ぎ、清成さんが小石川到着、戸田君と共にJONのオルガン運搬へ向かう。ベランダで伊牟田さんと煙草を吸っていたら、uranの山さんも来て挨拶される。13:30開演。会場へ入ってuran a gelを観る。今日はドラムの人が居ないということで、CDRで聴いた印象よりも大人しかったが、音のソフトな重なりと各楽器のメロディーの諧謔が前面に出て、デリケートな側面を聴かせていた。途中、yumboの準備のために控え室に戻る。佳津子さん、ナツも来てしばしトーク。15:00、我々の出番となりセッティング。時間がおしていたので努めて迅速に動く。というか、アートランドの後なだけにめちゃくちゃ動きやすい。「船の列」は今になってようやく感覚が戻ってきて演りやすかった。ソロは出来悪し。「強い風」「BABY」「スズメバチ」「家」で連続してピアノを弾く。返しが無いため、手元で自分のピアノが大きく鳴り響いてどぎまぎする。「家」では濱田さんのカズーが昨日よりもよく聴こえて良かった。「かものはし」からは佳津子さんが加わる。ようやく理想的な状態でこの曲を演れるのは嬉しい。「上野駅」「お母さん」は佳津子さんのヴォーカルにしびれる。「鉄棒」はミスもあり、反省。いずれにしても、やっぱり小石川図書館のホールで演奏するのは独特のムードがあるし、客層が普段と全く違う緊張感もあった。メンバー紹介はことごとく変になるし。16:00にはライヴ終了し、次の会場へ向けて大急ぎで撤収する。長谷川さんが来てくれたので挨拶。吉澤さんに機材をお返しする。芳仲さんに案内されて、小柳が控え室に現れ、8年振りぐらいだろうか、話をする。メールマガジンにエクストロバートの事を書いたりしたい、とのこと。ピアノが聴けて良かった、とのこと。本当にもっとゆっくり話したかったが、すぐに行かねばならないので、再会を誓い合って別れる。ナツによると福ちゃんも来ていたらしいが会えず残念。駐車場で機材を積み終わり、佳津子さんや杉本さんと挨拶する。おっさん人形は佳津子さんに謹呈される。続いて池ノ上へ移動。市ヶ谷、青山と、いかにも東京という感じの景色を抜けると、下北をもう少しリラックスさせたような渋い街に到着。会場のBobtailの前の路地は近所の食べ物屋のいい匂いが漂っていた。BobtailではちょうどJONがリハをしており、清成さんと雄哉さんが居た。そのうち相馬さんも到着しVJのセッティングを始める。受付はここでもおこめちゃん。物販をお願いする。JON終了後、我々もセッティングをしてリハ。鯉淵君に脅かされた通り、Bobtailはアートランドよりも狭かったが、ピアノの音はいいし、ステージは意外に奥行きもあるし、何より返しがあるのでやりやすかった。雄哉さんのフルート、清成さんのギターも完璧。リハで「家」を演奏したらいい感じだったので、急遽曲順を入れ替える。リハを終えて楽屋へ行き、JONと共演者の相沢さんに挨拶する。最近は二人でよく演奏しているという。植野さんも楽屋に現れる。頼まれていたブックレットのコピーやCDR、デモ、スコアなど渡す。近況、懸案事項など話す。そしてサボテンの松本さん、いづみさん、宮川さんも登場し緊張感高まる。松本さんは話すのは3度目だが、いつも緊張してしまう。いづみさんからBonsaitのCDRを頂く。今日は貴島さんも来ているというので驚く。宮川さんに思い切ってグンジョーガクレヨンの事を訊いたりする。19:00過ぎ開演。楽屋のモニターでJONと相沢さんの演奏を観る。相沢さんが歌う曲を聴きながら、植野さん「JONが伴奏してるのって初めて見た」。そういえばそうだと頷いたものの、でも実は、'96年に松本で僕が突然段ボールのカヴァーを歌うのを手伝ってもらったことがあったけど...と思い出す。続いてサボテンの出番となり、お客さんで混雑している店内へ潜入。邪魔にならないようにお客さんの足もとにしゃがんでいたら、札幌のテニスで対バンしたという人に話しかけられる。最近東京に越してきたのだという。サボテンが演奏を始めてからは、しゃがみ込んだまま放心状態となる。か、かっこいいなあ。さっきまで楽屋で普通に話していた人たちとは思えないほど、全神経を演奏に集中させているさまは圧巻である。しかも全く無駄が無く、美しい。超名曲「ヒバリ」、「未来の記憶」「観覧車に乗ろう」など、ボーッとしている間にどんどん繰り出されてくる。この世のものとは思えなかったサティ「タコ」の演奏は関さんに聴かせたかった。サボテン終了後、あまりの事に緊張感高まりまくりつつ、yumboセッティング。相馬さんが流していた合唱曲に朝倉さん反応する。確かにこれは凄い...。2回演っただけに、セッティングはスムースに進み、演奏開始。1曲目「グッドマンが閉店した」では、相馬さんが臨機応変に(恐らく)yumboのCDRから音をミックスしてきたので、思わずニヤける。しかも音入れるタイミングとピッチ絶妙。ソロは大失敗に終わる。2曲目「冬の旅」は、大野さんのアンチョコが出てこないというトラブルがあり、少々長めにMCをしたりしてごまかしたが、何とかアンチョコも出てきて演奏できた。雄哉さんにフルートで入ってもらう。ナツのラッパは失敗だったらしいが、全体の音質は理想的な暖かみがあった。3曲目「わたしはからっぽ」。これに関しては、敢えて大野さんのヴォーカルにリバーブをかけさせたままにしたのが、無気味さを増していて良かった。終わり方も珍しく成功。哲雄さんは自分のギターに不満が残ったらしい。4曲目は直前に曲順を変更して「鉄棒」。これも3公演中最も慎重にやれたと思う。特にナツの軍隊ラッパは素晴らしかった。5曲目「強い風」。ピアノの音がよく聴こえず少々ミスってしまった。終わってから返しを上げてもらう。6曲目「スズメバチ」ではおかげで悩みが解消されてうまくいった。山路さんのドラム良し。濱田さんのベース良し。7曲目「お母さん」。これまでは仕方なくメロディオンで代行していたが、今回は雄哉さんにフルートを吹いてもらい、理想的な音像となる。これでようやく心置きなくラストの「蛍光灯の明滅ピアノ」を弾くことができた。8曲目「船の列」。これは清成さんのe-bowが美しく、感銘を受ける。全体的にも沈み込むような悲しさをうまく実現出来ていたと思う。9曲目「家」では、清成さんのハーモニカと濱田さんのディレイ・カズーの重なりが全く人声に聴こえて感動し、力が入る。これはもうリハの段階から良かった。ラストは相馬さん、植野さんも加わって総勢11名による「ヘビイチゴ」。出だしから横で相馬さんがリズムに合わせて震動していて笑いそうになる。ピアノはアートランドで弾いたので、今日はメロディオンでソロをとる。続いて清成さんがアコギでソロ。リハのボトルネックも素晴らしかったが、本番のフラメンコみたいな渋い即興も良かった。一緒に演れて嬉しく思う。最後は相馬さんの豪快かつ奇怪なテナー・ソロに入る。植野さんも、それまでパーカッション代わりに抱えていたぶっこわれたギターからやにわにポケットトランペットを取り出して演奏に参戦。一気に場のテンションが高まる。しかも相馬さんに向けてクラッカーを連打...。即興にうまく重なるようにカウントを出してテーマに戻り、最後に少しピアノを弾いて、目出度く演奏終了となる。疲れもあってダラダラと撤収し、楽器・機材を車に搬入。外はまた雨になっていた。階段付近で山崎さんに遭遇。撤収を終えてから、外で大和民族の話などする。松本さんたちにも、帰り際にかろうじて挨拶。ちょうど貴島さんも居て再会することができた。観に来て下さった方からもお声をかけて頂き、嬉しく思う。撤収を終えて出てきた相馬さんともしばしトーク。「yumboはなんか、AORみたいになってきたよねー」と言われる。相馬さんはドナルド・フェイゲンというより、よく見るとパティ・スミスみたいになっていた。最後におこめちゃん、清成さんにもお礼を言って別れる。帰りのドライブに加わることになったちかさんを含む全員が車に乗り込み、池ノ上をあとにする。外環に乗る大泉までは植野さんを送っていくことになり、車内で楽しく歓談。僕は車に乗る直前にコンビニで買った牛丼を食す。今日初めての食事...。植野さんを降ろしてからは、仙台へ向けて高速ドライブとなる。車中で濱田さん、哲雄さん、大野さんらとツアーの思い出など語り合う。さすがに眠くなってきて、途中で窓ガラスにガンガン頭をぶつけながら寝る。途中のS.A.で支出の計算などする。早朝に角五郎着。荷物を家の前に降ろし、皆で労をねぎらい合う。朝倉さんはバイクで、他の皆は車で帰っていった。ちよじとハチクマに再会。寝ていたのか、思っていたより大人しい。コーヒーを飲み、ホーッと一息つく。しばし、ナツとあれこれツアーの事など振り返りトークするが、8:00頃限界が来て泥のように就寝する。





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最終更新日  2005年10月13日 04時27分19秒


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