7:00頃、ハチクマに起こされ起床。荷物の準備する。向井さんからメール。テープ第二弾の件。返信する。7:20頃出る。バスで駅へ。鈍行の車中で吾妻ひでお「失踪日記」を読む。入院のくだりが、つげの断筆寸前の作品を思い起こさせる。すべてにおいて描写がカラッとしており、それこそが病的だと思いつつもプロの手際に感心する。午後に新宿に着いてグッドタイムスでパン食す。異様に眠くなり、時間に余裕もあるのでネットカフェで仮眠する。16:00過ぎ移動。西荻のFALLへ。工藤さんが珍しく早めに来ていた。杉本さんにフルートの伊藤さんを紹介してもらったり、会場の仕込みを少し手伝ったり、yumboのCDを納品したりする。杉本さん、大谷さん、長谷川さん、小林君、セリーンさん、レオンさん、伊藤さん、青木隼人さん、工藤さん、僕というメンツで「deer's sons & daughters」のリハ。予定より少し押して開演。最初は工藤さんのパフォーマンス。会場に来た時から、メモ帳を手にやたら絵を描いてるな...とは思ったが、今日のメインはそれで、バックの者がその日の自分の音程をドローンで出す（僕はカシオトーンで再現できず声でやった）のを伴奏に、お客さんの似顔絵をスピーディーな素描で描いて配っていく。ドローンとドローイングで洒落たのか...とも思ったが、こういうパフォーマンスを誰かがしたという話を何かの記述で読んだ憶えがある。が、誰だったかは思い出せず。永福でドラムを叩いた大場さんが来ており、やはり工藤さんがパーカッションを依頼。この工藤さんコーナーはものの数分で終了。続いて青木隼人さんソロ。会場内が満杯なので外で聞く。工藤さんが大場さんのビールにウィスキーをたらす。大場さんの前歴、とりわけ「オードリー」が興味をそそる。次の川手さんソロはどうにか会場に入って聴く。あまねちゃんのあやとりと川手さんのフィンガーピッキングのコントラスト。トリは杉本さん主導のグループdeer's sons & daughters。曲の大半は出番が無いので、プカプカのソロまわしの時のように座り込んで聴く。演奏はカシオトーンで押し切る。最後のビルのカヴァーでの植野奏法に命を賭ける。伊藤さんのフルートがよく聴こえて、いい音だった。ライブ終了後、FALLの内と外で撤収時間をだらだらと過ごす。観に来てくれた久保さん、yoyoちゃんと談話したり、伊藤さんの名刺をもらったりする。工藤さん、大谷さん、セリーンさん、レオンさん、長谷川さん、杉本さんと近くの「庄や」で打ち上げ。三品さん、大内君などFALL組も後で来る。ニルヴァーナ世代、オリンピア、カート・コバーンの映画、ゴスロリなど。工藤さんの携帯に向井さんから電話あり、６日の14:30に吉祥寺駅前で待ち合わせする。終電の時間が近くなり、慌てて店を出て、皆さんとホームで別れる。いろいろあって高円寺のネットカフェに落ち着き安眠する。
