カテゴリ:動物愛誤
保護活動をされているあるサイトに辿り着いたときのトップページに
『私たちは、犬猫の保護や預かり等を営利目的としている会社、団体、 またはブリーダーショップ、ブリーダー等とは一切関わりがありません。』 と赤字で注意書きとして書かれているのを見て、打ちのめされたような気持ちになった。 ちっちぃ~を殺した野犬の次の預かりさんは、繁殖屋だと知り合いが教えてくれた。 20頭をケージ飼いは一般家庭にしてはオカシイと思っていたけれど、私には特に何も聞かされていなかった。 ただ、「前からよく知っている人やねん」とだけ聞かされていた。 たとえ、ブリーダーとしてどんなに立派だったとしても、今まで自分で保護した犬や猫しか飼ったことが無かった私には、今時純血種でも保健所に処分対象として持ち込まれる時代の中、どんなに頭を柔らかくして考えてみても、愛護団体と繁殖屋が仲良しということが理解できなかった。 増やして売る人間が少ないほど、死を待つだけの保健所の子達にも生きるチャンスが回ってくる・・・そう思うからだ。 当然、預かりのボランティアを始める前から、愛護団体と繁殖屋の横の繋がりがあると知っていたら、例えその繋がりにどんな理由があろうとも、一切関わろうとしなかったはずだった。 『私たちは、犬猫の保護や預かり等を営利目的としている会社、団体、 またはブリーダーショップ、ブリーダー等とは一切関わりがありません。』 わざわざ注意書きとして書かれるこの言葉の意味が、痛いほど理解できた。 世の中に“愛護ビジネス”というものが存在するから、書かざるをえないことだったのだと思う。 “知らないということの恐ろしさ” “信じるということの恐ろしさ” を叩きつけられた現実。 あの子が生きている間に、気付きたかった。知っておきたかった。 何もかもが遅すぎて・・・悲しすぎます。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.08 23:22:00
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