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塩の話その2

菜の花
菜の花にはたくさんのミツバチが蜜を集めています。〈4月6日)

自然塩について 2  

 塩の話をもう少し。自然塩が体に良い理由は、海水には地球上の全てのミネラル(微量要素)が含まれていることである。これが体内で起こる原子転換になくてはならないものである。

 原子転換とは、例えば牛は草を食べ塩をなめてあの肉体を作っている。筋肉のほとんどはタンパク質でできているのに、タンパク質はほとんど食べていない。塩を介して体がありとあらゆる必要な物質を作り出す、その働きをいう。病気はある意味でミネラル欠乏が原因といえそうである。

 次に、私たちの食べ物には酸性食品が多い。自然塩は優れたアルカリ食品であり、それらを中和して血液の酸性化を防ぐ働きがある。

 ちなみに、酸性食品は酸性度の強いほうから、砂糖(甘いもの一切)、鰹節、卵黄、マヨネーズ、肉、魚、白米、パン、酒類、ハム、ソーセージ、うどん、そばと数えたらきりがない。逆にアルカリ性食品といえば、自然塩、それで作った味噌、しょうゆ、梅干、漬物、野菜、海草がある。

  高血圧の主たる原因はこうである。血液は本来弱アルカリ性に保っていなければならないが、酸性食品を多く摂るため体はそれを中和せざるを得ない。砂糖を食べすぎると歯が悪くなるというのは、砂糖が強酸性のため歯から大量のカルシウム分を抜き取って中和をしているためである。血液には抜き取られた物質が混入し粘っこい状態になる。体はこの上ない負担となり当然自然治癒力は低下する。

 そんな状態の血液を体の隅々まで送らねば末端の細胞は死んでしまうことになるため、心臓は自動的に血圧を上げている。これが高血圧である。血圧が高いといってやたら薬で下げることは危険である。

 血圧を下げるためには、おかずには自然塩をきかせたり、白米のときは麦や稗,粟、黍などの穀物を混ぜて炊き、動物性のものから菜食に変えていくとサラサラの血液に変わっていく。


 また、自然塩は陽性であるために、陰性である体内の毒素をくっつけて汗や尿として排出してくれる。普通に暮らしている人が、一年間に摂取する食品添加物をはじめとする化学物質は3~5kgといわれている。これらの多くは腎臓や肝臓に蓄積され病気のもとになる。
 自然塩はそれらを排出してくれる。肝硬変になりかけた人が塩をなめ続けて2,3ヶ月で治癒した例など数多い報告を聞く。

 これでも塩(自然塩のこと)は敵だと思われますか。

 


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