【International School】百人一首
世間は成人式ですがSaraの学校は今日から新学期。早速宿題が山ほど出たようです。「今ねぇ、学校で Lyric Poetry をやってるんだぁ」どれどれ、見せてごらん…なるほど、Ancient Greek Lyric Poetry は Xenophane ねぇ、ピンとこないわぁChinese Lyric Poetry か… これは、もしや、むかぁ~しやった漢詩の英訳かいな… が、"By Tzu Yeh" とか言われてもようわかりまへん…Chinese Lyric Poetry のところには "Emotional and Philosophical" という Sara のメモが… 感心感心。ちゃんと勉強してるんじゃん… と思った矢先に落書き発見!しかも、よりによって "ふかわりょう" の似顔絵とは… ま、なかなかの出来なのでよしとしましょうか^^;そして目に入ったのが百人一首の英訳。わーーー、なつかしい!百人一首なんて!高校時代、覚えさせられたなぁ。In the mountain depths, Treading through the crimson leaves,Cries the wandering stag.When I hear the lonely cry, Sad, --how sad-- the autums is! - By Sarumaru Tayu日本語の授業じゃないので、オリジナルは書いてありません。うぅ~ん。ダメ、英語じゃ全然ダメ。というわけで、私がすべての英訳の日本語オリジナルを、おせっかいオバサンよろしく Sara の学校のプリントにメモしておきました。ちなみに上記の英訳のオリジナルは以下の和歌です。奥山にもみぢふみわけなく鹿の声聞くときぞ 秋はかなしき - 猿丸太夫"秋はかなしき" が "Sad, --how sad-- the autums is!" になってしまうなんて…違うんだよなぁ。なんか違うんだよなぁ。文末のエクスクラメーションマーク(!)も気に入らない。それに Tayu じゃなくて、Dayu じゃないの? 五七五七七のリズムも大切なのに…うぅ~ん… 百人一首は絶対に日本語で学ぶべきですね・・・Color of the flowerHas already passed awayWhile on trivial thingsVainly I have set my gaze, In my journey throught the world. - By Ono no Komachi花の色はうつりにけりな いたづらにわが身よにふる ながめせしまに ー 小野小町Gaze I at the moon, Myriad things arise in thought, And my thoughts are sad;--Yet, 'tis not for me alone,That the autumn time has come - by Oe no Chisato月みれば ちぢにものこそ かなしけれわが身一つの秋にはあらねど ー 大江千里英語は好きだったけど古文は大嫌いだった学生時代… イヤイヤ覚えたわりには結構残っているものですね・・・ 大人になって今こうして改めて読んでみると、和歌もなかなかいいものです。