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テーマ:活き活き健康講座(4120)
カテゴリ:健康
アマリリス:ヒガンバナ科ヒッペアストルム属 南アフリカ原産、花言葉;素晴らしく美しい、内気、虚栄心、誇り 今日のテーマも直接花言葉と関係ないかも知れないが自宅庭に咲いてる花を順番に出しているので、花言葉とそれほど関連の無いテーマが書かれることもあることを了承して頂きたい。 今意識のない80歳の女性を受け持っている。2年前熱中症で倒れて心肺停止となり、県立中央病院に運ばれて救急蘇生を行って命は助かったが、意識はなく、植物状態になり、胃ろうを作って管理されている。当院に入院してきたのは2度目だが、前回も今回も全く意識はなく、四肢は屈曲しており、勿論言葉はしゃべらない。完全に植物状態だと思っていた。 ところが、5月13日の回診の時、「○○さん分かりますか?」と言ったら左手首をしきりに動かした。偶然だったのかもしれないが、もしかしたら分かったのかもしれないと思った。今日の回診でも声をかけたら同じように左手を振って挨拶してくれた。間違いなく私の呼びかけに反応してくれたのである。 一度心肺停止して脳に血流が行かなくなってしまえば、その後蘇生しても、その血流停止時間にもよるが、酸素欠乏のために大体は植物状態になってしまう。 胃ろうから栄養をいれて、ただ生きているだけという状態になっており、家族も我々も仕方のないことと諦めていた。 ところが2度もこちらの呼びかけに反応してくれたのだ。頭が活動していなければ、こちらの言葉も分からないし、左手を動かすこともできない。 それが出来たということは、頭が生きており、完全な植物状態ではないことの証明なのだ。 意識がほんの少し、戻ってきたのである。人間の脳の不思議を垣間見た。このままどんどん良くなってしゃべれるようになってくれたらいいなと願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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