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カテゴリ:全年齢:書籍化・異世界
題名【シャーロット〜とある侍女の城仕え物語〜 】
作者:守雨 様 カテゴリー:全年齢 https://ncode.syosetu.com/n9711hl/ シャーロットはランシェル王国の王城で働く侍女だ。 月に一度のお休みの日はいつも朝早くお城を出て実家へと向かう。 「両親が帰って来ているかもしれない」 毎月そう思いながら遠くの家まで早足で帰る。そんなシャーロットには彼女自身も知らない大きな秘密があった。秘密を知らないままシャーロットはお城で働き続ける。 美しく働き者のシャーロットは城の中で注目を集め始めるが、彼女自身は今は男性に心を動かしている余裕がない。帰ってこない両親を待ち続けているし、仕事をこなすのに精一杯だからだ。 『両親はどうして帰ってこないのか』 心を塞ぐ疑問を抱えながらひたむきに働くシャーロット。彼女のお城や森の中の家での暮らしぶり、出会う人々との心温まる交流が描かれます。 おとなが読む童話です。 ※ガンガンオンライン様にてコミカライズ進行中です。 いつもながらあらすじを読まないで読み始めたのですが、あらすじの最後に書いてある「おとなが読む童話」っていうの、その通りだなーって思います。 勧善懲悪がちゃんとしているところもそうですし(ちょっと曖昧なところもあるけど)、性善説みたいなのが物語の背景にずーっと引かれ続けているところも童話っぽいなと思います。 私がたまに絵本みたいって感想書くときあったんですが、おとなが読む童話みたいって書いた方が分かりやすかったなって思います。 シャーロットは16歳で両親がいなくなり、お城で働き始めて1年、今17歳です。 両親が急にいなくなったものの、両親がもしいなくなったらこうしなさいという指示があったため、シャーロットはその指示に従ってお城で働き始めます。 お城で働き始めても、両親が帰ってきているかもしれないと思い、お休みの日には実家に帰り家を整える日々を送っています。 そんなシャーロットの様子を温かく見守る人たちがたくさんで、シャーロットを蹴落とそうとかそういう人がいません。 シャーロット自身には秘密があるようですが、シャーロット自身はそのことを知りません。 秘密を知っているだろう両親もいません。 1人残されたシャーロットは周りの支えもあって、働くことや人と関わることの楽しさを知っていきます。 物語は色んな人の視点で描かれるのですが、それぞれの思いもあって、、、それが絡まって優しい世界になっているなぁと思いました。 #異世界 #侍女 #ハッピーエンド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 28, 2023 02:00:01 PM
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