題名【どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。】
作者:優木凛々 様
カテゴリー:全年齢
https://ncode.syosetu.com/n5177ic/
※9月25日 KADOKAWAメディアワークス文庫から第1巻発売予定です。コミカライズします!※
子爵令嬢クロエには、前世の記憶がある。
前世は、千年前に滅びた国の筆頭魔道具師で、国の命令でたくさんの殺戮兵器を作っていた。
だから、平和な世に生まれた彼女は決心した。
「今世では、人々の生活を守る魔道具を作ろう」と。
そんな訳で、研究に没頭するクロエ。このまま平和な研究生活を続けていくと思いきや、
「お前のような根性の曲がった女は王妃にふさわしくない! 婚約を破棄する!」
卒業パーティの場で、親友の公爵令嬢が、婚約者である第一王子に婚約破棄宣言をされてしまった。しかも断罪内容は嘘まみれ。
親友を救うため、クロエは真実を全て遠慮なくぶちまける。
その結果、粘着質な王子と浮気相手の男爵令嬢に目をつけられてしまい、厄介ごとを避けるために隣国の辺境で働くことになる。
隣国の辺境でメキメキと頭角を現していくクロエ。
そんなある日、親友の公爵令嬢の兄が、彼女のもとを訪れる。
この話は、前世持ちの魔道具令嬢クロエが、婚約破棄騒動に介入したことを切っ掛けに、隣国の辺境で働いたり、公爵令息に面倒を見られたり、ざまあしたりする話である。
※書籍版は、大幅加筆&諸変更を行っているため、Web版とは内容が異なります。
※コミカライズは書籍版に準拠しています。
クロエは前世の記憶を2歳で思い出します。
前世は、人のためと思っていた魔道具を殺戮兵器として使われていたと知り、酷くショックを受けていたところに敵からの攻撃を受け死亡しました。
なので、2歳でこの人生は人の役に立つものを作ろうと決めて、お天道様に恥じない人生を生きていくことを誓います。
2歳でね。。。
学者一家に生まれたため、モノづくりにハマるのは当たり前のこととして受け入れられていたクロエは順調に発明人生を歩んでいるのですが、学生時代に公爵令嬢とその兄と仲良くなります。
公爵令嬢は第一王子の婚約者でしたが、第一王子はピンク髪の男爵令嬢と真実の愛を見つけたということで婚約破棄されてしまいます。
王子は婚約破棄して、そのまま衛兵に捕まえさせようとしたのですが、クロエの活躍(?)によって円満(?)な婚約解消となり、公爵令嬢も兄も牢に入ることなく公爵家ですごせるようになるのですが、クロエが王家に狙われるのではないかと思った公爵家兄はクロエを隣国に逃がします。
クロエは隣国で薬師として活躍しながら遺跡として出てくる魔道具を分解して研究して日々を過ごしていたのですが、そこに偶然(?)公爵家兄が現れます。
ここまでが、あらすじに書かれていたところを少し詳しくした感じでしょうか。
隣国で楽しく過ごしていたクロエですが、母国では色々と問題が起きているようで、その問題解決のために公爵家兄はクロエの元を訪れました。
=ちょっとネタバレ=
前世は1000年前なのですが、その時よりも魔道具は退化しているようです。
昔のクロエが作った魔道具は火山の噴火により王国と共に消え去ったようなんですが、、、。
前世のクロエのことも、今世のクロエのこともかかわりがあって、そこが面白いです。
そして、公爵令嬢のクロエの説得の仕方が自分に利があるかないかで動くコミュ障人間にはピッタリだったのを見てさすがコミュ力高い!と思ってしまいました。
公爵家兄の面倒見の良さがこの作品の中でなんかほのぼの感を出しているというか、兄頑張ってるなーって思う。騎士団のお友達はきっとこんな気分でいるんじゃないかなと思ってみたり。
書籍化カテゴリーも増えてきたので、前世とか婚約破棄とか少しわけようかなーと考え中です。
増えてきたら細分化する、みたいな感じでちょこちょこいじっていこうかなと思っています。
#異世界
#前世
#書籍化
#コミカライズ
#ハッピーエンド