題名【「君を愛していくつもりだ」と言った夫には、他に愛する人がいる。】
作者:夏八木アオ 様
カテゴリー:女性向け
https://novel18.syosetu.com/n6701ik/
※不規則投稿です※
幼い頃から王妃になるべく教育を受け、王太子妃になる予定だった公爵令嬢のイリス。
聖女と呼ばれる、異世界から来た女性に王太子妃の座が渡されることとなり、突然婚約解消された。今度はヴェルディア領の次期公爵、ノア・ヴァンデンブルクと結婚することになったが、彼が従妹のアンナに懸想しているのは社交界では有名な話である。
初夜、夫はイリスをベッドに誘わず、少し話をしようと持ちかけた。白い結婚を望まれるのだろうかと推測していたが、ノアはイリスの手を取って、彼女を愛するつもりだと告げた。
カテゴリー迷いました…。
両片思いなのか、婚約破棄なのか、愛することはない、なのか…。
複数のカテゴリーをつけたいのに、どうしたらいいのか…。
サブでカテゴリーつけるなら、聖女もありかもしれない。
このお話は、読む人を選ぶかもしれないなぁとちょっと思います。
正直なところ、私はこの次期公爵ノアみたいな性格の人は苦手です。
悪い人じゃないんだけど、リアルで一緒にいたら私にとっては疲れるタイプ💦
私みたいなタイプの人はこの小説を読み進めるのにちょっと疲れるかもしれないです。
ちょっと説明すると、注意散漫系で明るくて、他人の気持ちに鈍感で思い込みがあるけど優しいタイプで楽観的でありながら悲観的です。でも、悪い人ではないです。
ヒロインのイリスは王太子妃の最有力候補だったのですが、聖女が召喚されて婚約破棄されてしまいます。両者合意の元の円満なので、婚約破棄ではなくて婚約解消な気もするけど、婚約破棄って書いてあるから婚約破棄って書きます。
イリスは王妃になるために教育されて生きてきたので、王太子妃から王妃になる以外の生きる道が良く分かりません。今までは習ったことをそのまま活かしていればよかったけど、辺境に公爵家に嫁ぐとなった以上自分の価値をどう考えていいのか分からなくなっています。
そんな中結婚したのが、ノアなのでまぁ、振り回されますよね。
=ちょっとネタバレ=
ノアは飄々としていて自分のことに向き合ってなくて自分の気持ちに鈍感だし、イリスは自分の気持ちを抑えて生きてきたので自分の気持ちを探るのが下手になっていて、2人とも何とも言えない関係です。
会話と会話の間に、個人の気持ちや思いが長く入ることが多くて、前のセリフなんだったっけ?って読み返すことがあって、読むのがちょっと疲れました。
会話してて、そんなに考えてたらすごい間が伸びてないとか思っちゃうんですけど、あの考えている時間は実はすごい短い時間なのでしょうか。
ノアは優しいようで人を傷つけるタイプだと思います。
それをくよくよして慰められて、また復活するけど、また同じようなことやっちゃうタイプ。
イリスもイリスで素直になれないちょっとめんどくさいタイプ。
ノアとイリスがなんか名前が私の中で混じってしまって中盤まで、あれ、どっちがどっちだっけってなぜかなってしまいました。もうちょっと文字の雰囲気を離してほしい
#婚約破棄
#両片思い
#ハッピーエンド