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カテゴリ:お疲れママのための豆知識日記
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【初恋の香り】「雨音はショパンの調べ」をご一緒しませんか。 *---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---* 今日は、あなたに初恋の甘い香りに浸ってもらいましょう。 「初恋の甘い香り」と言えば、ショパンの調べ、です。 名曲「雨音はショパンの調べ」。 何回聞いても胸がワクワクしますね。 小林麻美の憂いを含んだ悲しげな表情に 甘~い声、その声でユーミンの失恋の歌詞。 この歌詞がまた絶品。 もう、たまりません。 こんにちは。 学習院の歩くバイブル いむらきよし、です。 いっしょに聞きませんか。小林麻美の「雨音はショパンの調べ」 さあ、スタートです。 http://theblog2007.seesaa.net/article/38016904.html------------------------------------------------------------------------ いい気分になり、ちょっとセンチメンタルになったところで、 さらにハイランクな【初恋の香り】の世界へお連れしましょう。 ショパンはピアノの詩人と言われていますが、 私は祖国ポーランド時代の若い頃の曲に注目しています。 なぜかというと、 初恋の人コンスタンツィア・グラドコフスカへの恋慕の情、 憧憬が色濃く現れているから。 もっとカンタンにいうと、 「雨音はショパンの調べ」の延長線上にあるように思えるからです。 ショパンは、珠玉の名曲だらけなんですが、ひとつだけ欠点があるのです。 しかもそれは大きな欠点なんです。 代表的な例がピアノ協奏曲です。 ------------------------------------------------------------------------ ショパンは、ポーランド時代にピアノ協奏曲を2つ残していますが、 メロディーがすばらしい。 豊かな詩情とファンタジーをたたえた楽想が豊かな感情に乗って流れて行き、 聴く人を夢の世界へ誘う魅力を持ち、 その溢れるような爽やかな詩情、甘美な感傷、聴く人を惹きつけてやまない 魅力的な楽想に満ちたショパンの世界。 ところが、 ピアノ協奏曲は、ピアノと管弦楽のオーケストラとの掛け合い、 融合が命なのですが、なんとも管弦楽の譜面がお粗末なのです。 ですから、今までどんな巨匠が指揮して、名ピアニストが演奏しても 聞くに堪えなかったのです。 省略して演奏されることもしばしば。 そんな状態に我慢できず、ポーランド出身のある男が立ち上がりました。 ショパンのピアノ協奏曲をよみがえらそうと。 作曲以来170年目にして。 ------------------------------------------------------------------------ その男こそ、クリスチャン・ツィマーマン。 現代最高のピアニストのひとりです。 http://www14.plala.or.jp/pianoroom/CD/zimerman.html ツィマーマンの凄いところは、その名声に驕れることなく、 本当に音楽に身も心も捧げ尽くそうとしている点です。 ツィマーマンは、銀行をスポンサーとして、 ポーランド祝祭管弦楽団を組織。 ツィマーマン自ら指揮者兼ピアニストとして、 常識では考えられない、 長時間のリハーサル(朝8時から翌朝4時)を何回も経た後、 2曲の協奏曲を持って、3ヶ月、40公演に及ぶ 世界旅行まで実現したのです。 その途中、イタリアにて録音したCDがあります。 ■ ショパン作曲 「ピアノ協奏曲第1番」 驚くべき名演奏で、過去のすべての名盤が 太陽の前の星のように光を失ってしまうくらい。 すごい!第1楽章の最初の第1音から、他のCDとは まるで違うのです。 表情がたっぷりとつき、テンポは大きく変動し、 間の長さは音楽が停まってしまうほど。 大胆、微妙な抑揚はまるで最上質のコーラスに近いです。 多彩なヴィブラートによる音色の変化もいちじるしく、 金管も鮮やかで、トランペットやホルンの生かし方が すばらしい。 私は、この演奏を「歴史的な大事件」と叫びたいくらいです。 ツィマーマンのピアノソロも過去のどのピアニストよりも 見事の一語。 結晶化した強じんなタッチ。鮮明な強弱の対比、音色の無限の変化。 あるときは艶がしたたり落ち、甘さがとろけ、あるときは、 散りゆく花のようなはかなさを秘めています。 そのうえ、悲しみの心が切なくふくらみ、最高のしゃれっ気と 名人芸的なピアニズムの粋を見せ付けられます。 他のピアニストが何と小手先の技に聴こえることでしょう。 ■ ショパン作曲 「ピアノ協奏曲第2番」 これも名演の上に超の字をつけていいぐらい。 第1楽章のオーケーストラ前奏は、作曲以来170年目にして、 初めてショパンが語り出した雰囲気を感じます。 その物語が始まるように弾き出すツィマーマン。 第2楽章中間部のピアノは、 どれほど内容の濃いドラマよりも雄弁。 この楽章は初恋の人コンスタンツィア・グラドコフスカへの 熱烈な愛を告白し、彼女を思いつつ作曲。 ショパン自身、「毎晩のように夢を見る」と苦しい胸の うちを手紙にしたためています。 それだけに、全楽曲中、最も、甘すぎるくらいの情緒、 メロディーの美しさに成功しています。 フィナーレでは、独奏とオーケーストラが手を組み一体化。 今までに耳にしたこともない音の色を次々と紡ぎ出していきます。 もう最後まで、ため息のつきっぱなし。 これぞまさにピアノ協奏曲の醍醐味! ------------------------------------------------------------------------ こんな素敵な甘~いショパンの調べを、 朝、食卓で流してみませんか。 ご主人は安らかな気持ちでお仕事に、 お子さんもゆったりとした気持ちで 出かけられることでしょう。 こういう環境って大切ですよね。 詳しくは「私が1万円のスプーンを買うワケ」を読んでね。 http://plaza.rakuten.co.jp/imurakiyoshi/ ぜひ、あなたのご家庭でも この甘~い調べを・・・。 ■というわけで、 ツィマーマンのピアノ協奏曲のカップリング(第1番、第2番) をプレゼントさせていただきます。 ぜひとも、「歴史的な大事件」ともいうべき名演奏を手に入れてください。 あなたの家庭内の空気がガラっと変わることがわかるでしょう。 ご希望のママは下記からお申し込みくださいネ。 http://www.rumia.com/info/moshikomi036.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月31日 16時00分53秒
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