プラダを着た悪魔
少し古いですが、プラダを着た悪魔という映画を見ました。簡単にまとめると、ジャーナリストを目指す大卒女性がファッション誌編集長のアシスタントなってオシャレになったけどやっぱり地味でいいやというお話です。登場人物 アンドレア・・主人公、超有名ファッション雑誌の第2アシスタントとして就職 ネイト・・主人公の恋人 ミランダ・・ファッション誌の編集長 エミリー・・ファッション誌の第1アシスタント、主人公の直属の上司最初は何も知らずにプラダで着飾ったブランドに固執した人間の話かな、というくらいの感覚で見始めましたが全然違いました。この映画の中には、仕事と家族どちらをとるか・仕事で成功する為のシビアな感覚など、社会で生きてく中で重要な部分をとても上手く取り入れてます。印象に残るシーンの連続で、全く飽きることなく最後まで見ました。印象に残ったシーンの中にアンドレアがミランダに不可能なことを押し付けられ、それをやり遂げるというシーンがあるのですが、出来る出来ないに関わらず社会の中では不可能を可能にしなければならないことがあります。私が以前働いていた会社でも不可能なことを言われて四苦八苦することがありました。そして実際には映画のように奇跡が起こる事はなく不可能のままで終わります。極稀に不可能を可能してきたという武勇伝などを聞くこともありますが、達成できた以上それは不可能なことではなく、頑張れば可能なものだったということでしょう。人間の可能性は人間が考えてる以上にすごいものなのですから一見難しそうでも大抵のことは案外可能です。そういうものはおいといて、本当に不可能な事ってありますよね。例をあげれば一日で世界一週をする、飛んできた鉄砲玉を箸で掴むというようなことです。そんなこと実際にはなさそうですが、高いレベルを求める会社や本当に必死に生きく中ではそういうことがあるでしょう。そういう時に大事なのは達成できるできないに関わらず、必死さだと思います。初めから諦めたり、無理だからと割り切って取り組むなんてことはつまらない事この上ないです。達成できなくても必死に取り組むことで見えてくるもの、自分の限界を超えるということに価値があります。営業会社などで無理なノルマを掲げてる会社がありますが、その真意はそういったものでしょう。もし、本気で不可能なノルマを営業マンに達成させようとしてる会社であればその経営者はあまり賢いとは思えません。そして優秀な経営者であれば営業マンに気付かせる仕組みが出来上がってるものです。説明したりするのではなく、あくまでも「気付かせる」仕組みです。私はこれまでとても素晴らしい人や本に出会う事ができそういう風に考えるようになりましたが、世の中にはきつい、無理を言うな、適当に流そうといった人間が意外に多い気がします。人生にもっと熱くなれよそんなことはどうでもいいのですが、映画の最後にアンドレアがミランダの元から去るシーンは納得できませんでした。あそこまで頑張った人間がああも簡単に仕事を投げ出すことが、私としては腑に落ちなかったです。まあそれ以外はとても楽しく見る事ができました。社会人の方にオススメしたい1本です。【送料無料】プラダを着た...価格:1,087円(税込、送料別)にほんブログ村