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IRIDESCENCE虹色の輝き オーラソーマ

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2009.02.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類


この日は、母方の祖父の7回忌でした。
朝、7時発のスーパー特急あずさに乗り込み、
弟や両親、伯母と合流しつつ
甲府経由、身延まで。

澄み切った快晴の美しい青空に
南アルプスの白い雪景色が美しく、富士山も山頂の雪の部分が見えていました。

家族が揃うのも久し振り。



この母方の祖父は
子供のころから・・・・亡くなる前の年までずっと・・・ずっと・・・・、
毎年のように、山梨から東京へ
この叔母の家と我が家(実家)に遊びに来ていました。

私もこの祖父が遊びに来てくれるのが楽しみでした。
家族もなんとなく早めに家に帰ってきて、みんなで食事をしたり、
誰かがどこかで美味しいお茶菓子を買ってきてはみんなで食べたり、
ちょっと贅沢な外食も、祖父が来ている時は家族全員がそろって出かけたり。
こんなことが嬉しかった。


とっても真面目で頑固一徹。
誠実で実直。
そんな表現が相応しい・・・それでいて優しい祖父。


私は、オーラソーマのレベル1で
ボトルの紹介をするときに、
よくこの祖父とボトルのエピソードをお話します。

敬老の日には
母と一緒にプレゼントを選ぶのが楽しみでした。
白髪とほんのりピンクの肌に合う
優しい色の、そして柔らかい素材のセーターやシャツを
いろいろ贈っていました。

でも、
東京に出てくる時は、決まったスタイル。
しっかりアイロンのかかったキリっと真っ白いワイシャツに
グレーのパンツ。
靴は、革靴からだんだんに歩きやすいスポーツシューズに変わっていったけれど
いつもきちんとした印象で
・・・らしさ・・・を表していました。

きっと色鮮やかなものなど
選んだりしてこなかった・・・ことが伺えました。
戦争のお話や、病気のお話、
昔から・・・子供のころからいっぱい聞いてきた。

昔の人です。
それこそ、色を選ぶ・・・なんてこと
経験してこなかったんだと思います。

そんな祖父が
一度、我が家に遊びに来ている最中に
緊急入院したことがありました。

前日まで元気で、一緒にお花見まで楽しんでいたのに
寒かったのかな・・・・?。


私は出張で地方に出かけて
2~3日後に戻ってきたら・・・・・無事退院してきていた後でしたが。

食事の後、まだビールをちょっとずつ飲み、
ニコニコと笑いながら私に向かって
こう言うんです。
「和代・・・大変だったんだよ。死ぬかと思ったよ・・・。
父さんにいっぱい世話になった・・・・」
って。

何事?

と思った途端に・・・
両親が、セキを切ったように一気に話し始めました。


老人は代謝が悪いために滅多に高熱など出さない・・・?のに
一気に風邪をこじらせ、更に熱が高くなってしまったそうです。
朦朧としつつ嘔吐を繰り返し、
慌てて救急車を呼んだそうです。

実家はマンションの8階。
エレベーターにストレッチャーがはいりきらない。
救急隊の人よりも先に
父が、祖父をおぶってエレベーターに乗り込み
救急車に運んだそうです。

父の・・そういう野性的なところも
理屈や状況よりも咄嗟に動いちゃう本能的なところも・・・・。
彼らしい・・・。

祖父は、病院で点滴をうって一晩休んだら
すっかり良くなって退院したんだそうです。
大事にいたらくて・・・ほんと良かった。

でも・・・・
きっとすごく・・・動揺したんですよね。
もちろん本人も、父も母も・・・です。

その話を聞いた後
まだちょっと喉が痛い・・・というので
足の指の付け根などをマッサージしてあげました。

そして・・・おじいちゃんに、近所の我が家まで来てもらいました。
ボトルを選んでもらおう!って思ったんです。
美しいボトルのヒーリングのエネルギーを得てもらいたい・・・。


おじいちゃん、うちにも来て!
すぐ近くだから・・・今からお茶のみに来てよ。

杖をつきながら、母と一緒に来てくれました。


そして、我が家のリビングに並んでいた
オーラソーマのフルボトルを見て、
「なんだ??これは??すごいな・・・・」
と。

「ねぇねぇ、おじいちゃんだったらどれが好き?」

「う・・・・・ん、こんなにあったら選べないなぁ・・・・」
といいつつ
杖で指差し
「これ」

あら、すぐ決まるじゃない・・・・。

「次は?」

「え・・・?」
「これ」
(また杖で指差す・・・・)


なんだかんだといって、4本がすぐに選ばれました。


カウンセリングなんていうような話は、しなかったけれど・・・・


この美しいボトルをそばにおいて、
ちょっとでも気持ちを安らがせてほしい。。。。

そう思って
2本目のボトルを渡しました。

「これ綺麗でしょう~?これをベッドのそばに置いておいて!!」

でも案の定、返事は
「そんな・・・いいよ・・・・、持って行ったら無くなっちまうぞ。」

そこで私は
「いいじゃない。こんなにたくさんあるんだから・・・・」

すると祖父は
「そうか・・・。じゃぁ、ありがとう」
と、ジャージのポケットにボトルを入れて
杖をつきつつ母と一緒に帰って行きました。


その時のセレクション・・・・・。

Keisaku.jpg

1本目、72番「クラウン(ピエロのボトル)」

どんなことがあっても、感情の波があっても、
それを冷静さのブルーで受け止める。
過去のパターンを手放し、ユーモアを持って人との信頼を築き
深い知恵をコミュニケーションに活かしていく。

2本目、79番「オーストリッチ(だちょうのボトル)」

スピリチュアリティ・ショック。
身体的、精神的ショックを癒す、
心と身体の動揺を鎮めて解放すること。

3本目、82番「カリプソ」

過去の感情や出来事を受け入れ、解放することで
ハートからの深い喜びが得られる。
希望の光で、自由と新しい方向性がもたらされる。

4本目、73番「荘子(チャンツー)」

恐れや苦しみを克服し、
多くの経験と智恵から輝き、自分自身を客観的に見て笑うことができる。
内なる知恵と、物事を見極める識別の光を周囲へともたらす。



実にこの時の状況を表していました。
びっくりするような色の組み合わせだったけれど
ボトルの意味を知ると
まさにこの時の状況そのものを表しています。

そして、
心も身体も、ショックの状況から癒される必要があることを
純粋に魂が繋がって求めていたことを教えてくれます。

色の概念なんて
きっと全くないのに・・・・。

それでも、

ってスゴイ。

人が自然に持ち合わせている感性、
色とのつながり
ってスゴイ。

ボトルの持っているメッセージ性も
スゴイ。



大好きだったおじいちゃんが亡くなって
その冷たくなった手に驚き、
震えるほど涙が止まりませんでした。
出棺の時
涙がこぼれるだけでなく、立っていることさえも耐えきれず
トイレに駆け込みました。

来世でもきっと会えるから大丈夫。
そんな気持ちがでてきてやっと落ち着くことができて
控室に戻ったのでした。



叔父や叔母
従姉妹たち、
みんなで祖父を思いながら食事を楽しみました。

長い一日だったけど・・・・家族で過ごす貴重な一日でした。
ありがとうございました・・・。







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Last updated  2009.02.06 16:56:24



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