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石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

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2006.10.01
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カテゴリ:冒険者たち
2種類の『おれがあいつであいつがおれで』以外に、
オレが現時点で持っている山中恒の本を、整理してみました。

山中恒:著『はるか、ノスタルジィ』講談社

 山中恒:著『ぼくがぼくであること』角川文庫

山中恒:著『われら受験特攻隊』秋元文庫:ファニー・シリーズ

山中恒:著『花のウルトラ三人衆』秋元文庫:ファニー・シリーズ

山中恒:著『ボインでごめんなすって』秋元文庫:ファニー・シリーズ

山中恒:著『恋ワスレ鯉太郎』秋元文庫:ファニー・シリーズ

あ、これだけなんだ!?

大林宣彦原作シリーズの『はるか、ノスタルジィ』は、
この講談社版ハードカバーの1種類しか出ていないから、
分かりやすくていいですね。

で、これを持っているということは、
いずれ、こっちも買ってこなくちゃいけない、ということになる。

 山中恒:著『とんでろじいちゃん』旺文社

これにも、この旺文社版の1種類しかないんだけど、
オビはどうだったかなあ?
「映画原作」のオビって、付いていたんだろうか。
付いていたにしても、スチール写真のメインは、じいちゃんと孫だろうしなあ。
『はるか、ノスタルジィ』のように、
女優さんの写真が大きく出ている、ということは、あんまり期待できないだろう。

『ぼくがぼくであること』は、映画ではなく、
NHK【少年ドラマシリーズ】の原作本。

この、【少年ドラマシリーズ】の原作を集める、というのは
さらに別の長い長い、ややこしい話になってくるので
ここでは踏み込まないが…。

ドラマを楽しんでいた小学生が、中学生になった頃の1976年に文庫化されて
以来、長らく親しまれてきた『ぼくがぼくであること』には
(同じ頃、角川文庫からは同じ範疇で筒井康隆『時をかける少女』も刊行されている)
近年になって、児童書として別の版も出ています。

ぼくがぼくであること 山中恒:著『ぼくがぼくであること』岩波少年文庫

文庫で山中恒を揃えようとしても、
絶対に満足に揃うことはないのだから、
むしろ児童書で揃えたほうが賢明かも知れないのであり、
そういう意味では岩波少年文庫版も、捨てては置けません。

まあ、長年の愛着がある角川文庫版を処分する必要まではないけれども、
たとえば、『なんだかへんて子』の偕成社文庫版が手に入ったら、
それと並べて置いておく用に、岩波少年文庫の『ぼくがぼくであること』も、
買って来たっていいと思う。
(これにはドラマ化オビだのスチール写真だの、細かい注文は要らないのだから、
 いつだって、ずっと後からだって手に入るだろう。)

『ぼくがぼくであること』を岩波少年文庫で持つ、というのは、
この本とセットにして持っておく、ということにもなりますね。

山中恒:著『とべたら本こ』理論社:フォア文庫

これも【少年ドラマシリーズ】の原作本である。

もうひとつ、秋元文庫の『われら受験特攻隊』というのも、
【少年ドラマシリーズ】の1作『あおげばとうとし』原作。

山中恒の秋元文庫は、
オレの持っている4冊で全部です。
…というか、オレは無理して全部を集めたんですけどね。

問題作『ボインでごめんなすって』は、かつて30年ぐらい前に、
週刊少年ジャンプで漫画化されて、短期連載されていたことがある。
(いのうえ仁:画『ジャンボでごめんなすって』1977.05.23 第21号~07.18 第29号)

これが、秋元文庫に代表される「ジュニア小説」文化と、
ジャンプに代表される「コミック雑誌」文化の、
おそらく最後の接点だったのであり、
70年代後半に確実に転換期を迎えていた
いわゆる「子供向け」出版物が、
その主役の座を入れ替えた、大きなキーポイントになるでしょうな。





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Last updated  2006.10.06 07:37:00
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