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石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

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2006.12.11
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カテゴリ:新録かきおろし
柳柊二:画/大橋博之:編『柳柊二 怪奇画帖』ラピュータ

詳細は、こちらから。
http://www.garamon.jp.org/news/0002.html

【楽天ブックス】では買えません。
御購入は、上記の大橋さんのサイトか、
版元の(株)ラピュータまで、お問い合わせください。

*

手塚先生で思い出したんですが、
旧版の、秋田漫画文庫の『どろろ』全4巻は、
表紙カバーのイラストが柳柊二画伯の絵だったんですよね。

 手塚治虫:著『どろろ(1)』秋田漫画文庫

 手塚治虫:著『どろろ(2)』秋田漫画文庫

 手塚治虫:著『どろろ(3)』秋田漫画文庫

 手塚治虫:著『どろろ(4)』秋田漫画文庫

現在、手塚先生の漫画『どろろ』は、
講談社の【手塚治虫漫画全集】版で全4巻が出ていて、
秋田書店からはサンデーコミックス版で全4巻、
【手塚治虫傑作選集】版で全3巻、
秋田文庫版で全3巻が発売されている。
(秋田からはコンビニ本で全4巻のものと、
 もう1種類、分厚い全2巻のものも出ていたが、それらは絶版のようだ。)

で、それらの『どろろ』は、
いずれも表紙が柳柊二画伯ではないわけですよ。
(コンビニ本も含めて。)

しかしアナタ、もともと『どろろ』といえば、
水木しげるの妖怪ブームに対抗して描かれた、
怪奇で猟奇で酸鼻で血みどろで、
ドロドロのグチャグチャのネチョネチョの一大暗黒絵巻ではないですか。

そんな怪奇時代劇の真髄を、最も明からさまに描ききった表紙絵こそ、
柳画伯のものだったのではないんでしょうか。

その柳画伯の絵で表紙が飾られている旧・秋田漫画文庫のバージョンが
今では入手できない、というのは…、もったいない話ですよ!
(手塚先生ご本人の筆による表紙絵に、文句をつける筋合いなんかないけどサ。)

実写版『どろろ』映画化、というのが最後のチャンスだったんですけどね。

そこで、再刊本の表紙なり、
映画のポスターなり…に、柳画伯の絵を起用してもらえたら、というのは。

でも、今の東宝が、
そんな粋なことをしてくれるはずないよな~。

するんだったら、とっくに『日本沈没』で、やってるはずだもんな~。

案の定、映画公開にあわせて発売された『どろろ』ノベライズ本は、
こんな表紙です。↓

 手塚治虫:原作/NAKA雅MURA:著『どろろ(上)』朝日文庫

 手塚治虫:原作/NAKA雅MURA:著『どろろ(下)』朝日文庫





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Last updated  2006.12.11 12:30:21
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