1853852 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007.10.07
XML
カテゴリ:ああ編集会議
 山中恒:著『おれがあいつであいつがおれで』角川文庫

 五十嵐貴久:著『パパとムスメの7日間』朝日新聞社

 浅田次郎:著『椿山課長の七日間』朝日文庫

(あと、昨年秋の『世にも奇妙な物語』でも、
 釈由美子と伊武雅刀が入れ替わる『部長OL』というのがあった。
 …ちなみに、『椿山課長の七日間』と『パパとムスメの7日間』は、
 たぶん、担当編集者が同じ人なんだと思う。)

最近の「男女入れ替わりモノ」ブームを考える
『人間噂八百/大林宣彦のまき』が、
ドラマの『パパとムスメの7日間』オンエア中に発表できないでいたことは、
もとより覚悟していたが、
せめて「インテル入ってる」のCM(黒人男性と巨乳少女が入れ替わる)ぐらいは、
今でも放映され続けていてほしかったなあ。
まだ皆さんの御記憶にも鮮明でしょうから、いいんですけどね。

*

「尾美としのりにニセ乳房」の話と、
「ニューカレドニア情勢で言い訳」の話は、
大林監督自身がエッセイ本の中で記していたことです。

オレは監督の本は、何冊も何冊もゴッチャにして読んでしまっているので、
どの本で読んだものだったのかが、ちょっと分かりません。

おそらく、↓以下のうちの、どれかです。

大林宣彦:著『夢の色、めまいの時』桐原書店

大林宣彦:著『ワンス・アポン・ア・タイム・イン尾道』フィルムアート社

大林宣彦:著/野村正昭:構成・文『映画、この指とまれ』徳間書店:アニメージュ文庫

 大林宣彦:著『映画、いいひとばかり』小池書院:道草文庫

 大林宣彦:著『ぼくの青春映画物語 穏やかな一日を創造するために』集英社新書

↓この本ではない。

大林宣彦:著『ぼくのアメリカン・ムービー』奇想天外社

↑これは、アメリカ映画についての記憶を映画ヲタ的に綴ったもので、
自作の映画については触れられてはいません。
(どっちにしろ1980年の刊行だから『転校生』よりは前だし。)
そんなマニアックな本を貰っても、荻野目慶子も困ったんだろうか。

だから、『ぼくのアメリカン・ムービー』の文庫版である、
↓この本も関係ない、ということになりますね。

大林宣彦:著『ムービーランドの子守唄 いつか見たジョン・ウェイン』ケイブンシャ文庫

*

オレは大林監督の本なら積極的に読みたかったんで、
古本屋で『ぼくのアメリカン・ムービー』を安く見つけたら
サインがあろうとなかろうと、絶対に買うべきだったんですが、
同じ店で見つけた村上龍の本は、実際には買いはしませんでした。

村上龍:著『POST ポップアートのある部屋』講談社

手に取るだけ取って、
「坂本龍一様 村上龍」のサインを発見して、
うわあ~っと思って、
そのまま棚に戻しました。
(なぜならば、ちょっと値段が高かったんだと思う。)

大林監督と、お互いの映画でエールの交換をしていた内藤誠監督も、
「サイン本をあげたのに、古本屋へ売られてしまった」経験を持つ仲間で、
その証拠も、オレは目撃しています。
内藤監督の訳書であるサローヤン『ロック・ワグラム』(新潮文庫)に、
「秋山道男様 豚児がお世話になってます! 内藤誠」とサインが入っていた。
その本をオレが買ったのは、高円寺の「飛鳥書房」ではなくて、
幡ヶ谷のブックオフでした。

あと、渋谷古書センターで、たまたま手に取った
↓この本の中に、

冬杜絵巳子:著『砂上楼閣の男 ケン&ボスク(1)』集英社

「ぼくの友人が本を出しました。よろしくお願いします」
という内容の肉筆の手紙が挟まれたままだったことがあって、
その手紙は「宮部みゆき様へ 夢枕獏」という、
文学史的に非常に貴重なものだったのである!
あんまり貴重で、気持ち悪いから、買いませんでしたけどね。

そういえばオレは、
この『ぼくのアメリカン・ムービー』サイン本のことは
自分でも以前にネタにしていたよ。
「月刊投稿写真」1991年9月号で、実物の写真付きで紹介しています。
(その記事では「坂本龍一様 村上龍」にも、ちょっと触れている)
オレ的には、かなりコストパフォーマンスの高い大発見だったんですね。

*

オレは今まで、原田知世には一度も会ったことがないけど、
お姉さんの原田貴和子には、インタビューしたことがあるんですよ。

お姉さん主演の映画『彼のオートバイ、彼女の島』が公開されて、
ついでに映画と同名の主題歌を歌ってレコードデビューした時に、
「オリコンウィークリー」の仕事で。

 『鏡・花・水・月』
「伝説の少女」観月ありさ
「ただ風は吹くから」竹内結子
「最後の果実」深田恭子
「イルカの夏」木村佳乃
「White」瀬戸朝香
「ONE WAY DRIVE」江角マキコ
「NOW!」京野ことみ
「My Home Town」永作博美
「彼のオートバイ、彼女の島」原田貴和子
「時代よ変われ」つみきみほ
「あなただけ MY LOVE」森公美子
「永遠を少しだけ」羽野晶紀
「そしてギルティ」RiNA
「Miracle Love」牧瀬里穂
「情熱」斉藤由貴
「時をかける少女」原田知世

ええ、ええ、綺麗な人でしたよ。

だからオレは妹の数々の映画よりも、
お姉さんの映画のほうに思い入れが強いですね。
(「脱いでるから」という理由がないわけじゃないですけどね。
 そういえば、お姉さんは「脱ぎOKの人」と判断されたのかどうか、
 『恋する女たち』でも温泉に入ったりしてますね。)

オレは取材の現場に、
お姉さんの映画スチール写真が表紙カバーになった
角川文庫の原作本を持参しまして、表紙にサインをいただきましたよ。

片岡義男:著『彼のオートバイ、彼女の島』角川文庫
片岡義男:著『彼のオートバイ、彼女の島2』角川文庫

↑『2』は持って行かなかったなあ。
たしか、まだ『2』は刊行されていなかったんじゃないかな。

えーと、その原田貴和子のサイン本というのが、
さっきから見つからないんですが、
どこへ行っちゃったんだろう…。

…あ! そうだ!!
古本屋に売っちゃったんだ、オレ!!!

すいません、心を入れ替えます!!!!!

*

【追記】

内藤誠監督の『俗物図鑑』と、
大林宣彦監督の『時をかける少女』の関係については、
↓以下の2冊を御参照ください。

『筒井康隆原作・内藤誠監督作品、映画「俗物図鑑」より全世界おおむね40億人の俗物に贈る俗物図鑑の本』群雄社出版

平岡正明:著『筒井康隆はこう読めの逆襲』CBSソニー出版

どちらも極めて入手しにくい本なので、
マメに古本屋を廻ってみてください。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.05.18 15:39:37
コメント(3) | コメントを書く
[ああ編集会議] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

石川誠壱

石川誠壱

Favorite Blog

Headline News

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.